妊婦さん二人のスリング講習会
昨日は急遽2日前にセッティングしたスリング講習会を、サンライフ宇部で開催しました。
偶然にもご参加くださった2組(お二人)の妊婦さんは、来月ご出産予定
もともと妊婦さんだと、臨月になってからの参加率が高い講習会なので珍しいことでもないのですが、数日前にお二人から(もちろん初対面同士さん)リクエストを頂きましたので、急ぎ日程調整をしました。
そして講習会では、いつものように実践を主として~と書きたいところですが、今回はお二方とももうすぐご出産でしたので、ご無理のないように座ってやることもお話する時間も通常よりも多く取り入れました。
例えば、正しいリングの通し方について。これは前回もお知らせした通りです。裏表さえ間違えなければ、そう大きい間違いも起きないかなと。
またお洗濯する際には、必ず裏返してネットに入れてから洗濯機へ。洗い上がった後はこれまた裏返したまま日陰干しがベストです!
またベビーカーのように直接お肌に触れることが少ない抱っこ補助ツールですので、天気の良いたびに洗うというよりも大きい汚れ(嘔吐や排便で広範囲の汚れ)のときだけ洗うのをオススメしています。
というのも洗い過ぎると布がやわらかくなり過ぎて、体重が10kgを超えた時にもしっかりとどまってくれない可能性が出て来るからでして・・・(グーグースリングですら洗い過ぎはよろしくないですので、ハンドメイドなど薄手タイプだと余計に布がやわらかくなり過ぎてスルスルずれてしまうことも)。
またスリングと一言にいっても色々なタイプやメーカー、販売元があるので、使えるスリングをどのように見分けたら良いか~というのも、実物を色々とご覧いただきながらお話しました。
長くなるので、ここでは2つだけご紹介します
ひとつには、布幅。
赤ちゃんの入る部分に丈夫で体がすっぽり収まるほどの布が使われているかどうか。
またスリングというと、片肩だけで赤ちゃんの重さを支えているように思われがちですが、じつは肩パッドのある肩と背中側の布に分割して赤ちゃんの重さを抱えています。
なので肩パッド部分や背中部分が細い面積のものは避けたほうが良いです。
例えば、一見すると背中の布幅がないように見えるファムベリーや北極しろくま堂さんなどのも、スリングを装着した後に背中の束のようになってたまっている布を出来るだけ広げることで、肩にかかってくる重さが全く変わって来ます。
私がスリング講習会で無料貸出しているグーグースリングは、そういった工程をしなくても大丈夫なように、肩や背中部分にはじめから布を広げた状態で綿がうっすら入っているので、初めての方でも赤ちゃんの体重がうまく分散されているのをご実感いただきやすかったりします。
次に注目すべき点は、赤ちゃんを入れたときの密着度です。
密着度がないと手で支えなければならなくなります。よく街なかでも手で支えておられるママさんがおられますが、ちょっと大変そうに見えます。
ベビースリングが抱っこの補助道具のはずなのに、その補助道具をさらに手で支える(=補助する)というのにとても違和感を持ちます。
正しい使い方はもちろんのこと、設計上きちんとスリングを理解して作られたものについては、赤ちゃんを入れた時に必ず両手が離せるぐらいに密着します。
もちろん、赤ちゃんの気分に合わせてピッタリ密着させないほうが良いこともあるので、常々スリングを使うときには密着していることが最重要~というわけでもありません。
ただ素手で抱っこするようにスリングを使いたいと思われる方は、赤ちゃんを入れたときに両手を離しても安心・安全して使えるものをお選びいただきたいです♪
このほかにも抱っこひもとの違いについても話をしました。
スリング内授乳は周りから見えないようにすることが出来ますが、抱っこひもではそうもいきません。布を上からかけていても横から見えるという話を、スリング講習会ではよく耳にします。
同姓とはいえ、さすがにそこまでジックリ拝見することはないのでその声に驚くのですが、これから出産する方々にとってはどうやったら上手く子育てが出来るか、授乳をどのようにするかはとても気になる点ですよね。よくご覧になっています
(昨日のお二方からはそういった話は出ませんでしたので参考になれば~と表お伝えしました。)
さて気が付けば、何度も赤ちゃん人形を入れて新生児だっこもしてもらったのに写真を撮り忘れていたので、帰りにサンライフ2階のソファそばで記念写真のごとくツーショットを撮らせて頂きました。
嬉しいことに、4年前に周南市の高杉レディースクリニックでスリング講習会をしたときの記事を検索していて見つけてくださったそうで。とても有り難かったです~♪
また周南市でも人数が集まるようであれば是非ともお伺いしたいです。
(ウィリアム・モリスの壁紙など、とても豪勢な産婦人科さんでよく覚えております)
ところで、今回はグーグースリングのサイズ表記の場所についてもアップします。
分かりますでしょうか。裏側の肩パッドと背中側の布に切り替わるあたりをめくると、サイズ表記のタグが挟み込まれています。マイナーチェンジなどを度々繰り返していた時機もあるので、ものによっては、Sサイズが100サイズと書いてあるものもあります。Mサイズが110サイズにあたります。
またご質問などがあればメールでもお尋ね下さい。googoosling@gmail.com
昨日も市外からご参加いただきました2組の皆様、ありがとうございました~
8月もまた未定ですがお盆の最中もいつもと変わらない感じで過ごしているはずなので、ご希望が2組以上あって場所が空いていましたら開催します。また市外でも10組以上が集まるようであれば伺いますので。
どうぞ引き続き、よろしくお願い申し上げます。
開催決定!7月12日(火)にスリング講習会 in サンライフ宇部
カントリー& 和雑貨屋 nico (ニィーコ)
テールの通し方から始まったスリング講習会
グーグースリングの新色登場と、スリング講習会のお知らせ
まずは、今月のスリング講習会のお知らせです。
直前のお知らせとなりますが、あさって6月14日(火)にサンライフ宇部の和室で開催します。
ご興味のある方、参加ご希望の方は、24時間いつでもOKですので気軽にお申込み下さい。
(子育て中のママさんや妊婦さんからの申し込みは深夜のメールも珍しくないですので、思い立ったらスグにメールでお申込みくださいね。お待ちしています~♪)
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6月14日(火) サンライフ宇部 10:00~11:50 参加費1,500円 定員10組
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次に、国産グーグースリングに新色登場のお知らせです
色名はベージュですが、過去にあった(英国産)ベージュよりもかなり薄いお色なので、オーガニック(英国産)との中間色だとお考えいただけたらと思います。
上の写真では左側が国産で初登場したベージュ色です。
こちらでも左側に位置しているのが、新登場のベージュ色です。
右側の上方が5年前ごろまであったベージュで、下方が2年前ごろまであったオーガニックです。
梅雨時季や寒くなってからの洗い替え用にもう1本ご購入を検討されている方、新たにベージュも選択肢のひとつに加えていただけたらと思います。
まだ生産が始まったばかりなので少しお待たせすることもあるかもしれませんが、いま急ぎ、私の手元にはSサイズ2本とMサイズ2本が届いていますのでスグにお渡し可能です。
販売価格はこれまで通り、税込21,600円です。
(このところ英国産を定価20,000円と偽って中古販売している方があると聞きました。当時、英国産は全て税別12,000円以下での販売でした。例えば、上記のベージュやカーキ色、クローバー刺繍が入っているものは英国産です。同じブランド名ですが、年々進化しています。)
最後になりましたが、ただいま国産のグーグースリングは熊本の工場で生産されていますが、今のところ地震の影響や被害もなくこれまで通りに生産が続いております。
どうぞ引き続き、よろしくお願い申し上げます。