パン・デピスと広島風お好み焼き
今月のお菓子教室は、私が以前よりリクエストしていたパン・デピスでした。
まずはオレンジやレモンの皮、しょうがをすりおろすところから。
オレンジはOPPなどの農薬がかかっているので粗塩でゴリゴリしてから洗い流してからすりおろしました。レモンは先生のご自宅からだったので無農薬なので、そのまますりおろせました。
左下写真は乳化するまで混ぜ合わせたところ。ここにメレンゲを投入。
右下写真は、軽くかき混ぜながら泡だて器でトントン通しているところ。こうするとメレンゲが壊れにくいそうで、覚えておきたいポイントのひとつです
パンデピス、焼き上がってみると卵白(メレンゲ)が入っているので、ぷっくり。ちょっと私が想像していたパンデピスとは違いましたが(初めて食べたのが「禅ぱん」さんので、次が「ドリアン」さんのだったのでズッシリ重いものばかりだと思い込んでいました)、美味しそうな香りたっぷりでした。
アンズジャムをたっぷり塗った後にラッピングして完成~!
今回はパン・デピスを作るのに、初めて「キャトルエピス」を使いました。
キャトルエピスとは、4種の香辛料 (Quatre-Epices)で、コショウ、ナツメグ、丁字(クローブ)、ショウガの4つ(=キャトル)のスパイス(=エピス)を混ぜたもの。別名カトレピス。パテ・ド・カンパーニュに用いることも多いのだとか。
ここからは自宅です。
型は、4枚で100円(税抜)のダイソーの商品だそうで。とてもシッカリした型でした。
スパイスは優しい感じで、焼き上がり直後が美味しいと言われたので、その日のうちに完食
この日はスパイスの入っていない焼き菓子をもうひとつ作りました。それは、フロランタン。
本来のフロランタンはクッキー生地も用意するものですが、この日はピーカンナッツとリ・スフレ(もち米)をキャラメル状にして焼き上げるだけ~のシンプルなもの
フロランタンは、外周に入れた後に内側にも入れます。どのぐらい入れるかは重さを確認しながら。
。フロランタンの粉はホームベーキング・スクール製。
型は、固いマドレーヌ型を一度きれいに伸ばしてから、型抜きを乗せて形状を変化させたものを使用。渡部先生のアイデア、いつもレシピと同じぐらい興味深いものばかりです
さて、この日の昼食は広島風お好み焼き。
先生がご用意くださっていたクレープ状の「お好み焼きシート」に一同が感動している様子~!
どうして?と思ったら、このクレープ状にするのが面倒なのであると便利だそうで。もっぱら関西風しか作ったことがないので、そういうものなのかぁ~と初めて知りました。バリューにあるそうです。
広島風を食べるのは今回が二度目(一度目は今夏に「KIMSNAKE&KIMVEIL in Shareo」を観に行ったとき)。広島風もキャベツとモヤシがしんなりしていて美味しかったですが、今後もやっぱり家で作るなら関西風かなぁ・・・子どもたちも食べやすいので。
さぁて次は一年の中でもっともゴージャスなクリスマスケーキです!楽しみです。
(シュトーレンなどのときもありましたが、今回はケーキになるようです。)