十合炊き炊飯器で甘酒づくり
久々の甘酒づくりです。
夏の季語なのに、秋近し頃になってようやく光浦醸造さんに行くことが出来ました。今回も1㎏購入。
春先にも十合炊きでやってみたものの、うっかり炊飯ボタンを押したまま寝てしまい、十合炊き炊飯器から甘酒が煮立ってあふれ出てしまいました 失敗した甘酒、なんとか活用できないかとやってみましたが、いずれも残念な結果でした。
それもあって、しばらく作っていませんでしたが、今回は購入した翌日の昼間のうちに作りました。
1kg購入しましたが、その場で味見してみたいという友人に上げたり、長男もつまんでいたので、やや少な目になっていましたが、他の生麹を合わせてジャスト1kgにしました。
ポイントは、お湯を60度ぐらいに保つこと(菌がよく働いてくれるらしいです)。お湯の量は1,500gでスタートしましたが、保温スイッチを入れて30分後ぐらいに観たときに水分が少なく感じたので、200gぐらい足したので、トータル1,700gでした。
ですが60度ぐらいのお湯を炊飯器に用意しても、そちらに手で細かくした生麹1kgをドバッと入れて保温スイッチを押す頃には、57度ぐらいになっていたりします。保温ボタンを押してもすぐには60度になりません。右上写真は、保温スイッチを入れたばかりのとき(48度)。
下左写真が、保温スイッチを押してから10分後。下右写真が、30分後。
30分後の写真で、やや水分量が少なかったので(3時間後に水分が十分に残っていないかもしれないと思って)、撮った後に、200gぐらい水を足しました。
炊飯器は2001年(13年前)のNational製。三合炊きだともっと温度が上がるのも早かったような気がします。
まぁそのうち適温になってくれるだろうという思いで、保温スイッチを押したまま外出
帰宅したのは、保温スイッチを押してから3時間後。
味見してみると、いつもの美味しい甘酒が完成していました
なので「百姓の塩」をひとつまみだけ入れました (写真では分かりやすく口元を閉めたまま撮っています)。
そして仕上げの炊飯ボタンをポチしました。ひと煮立ちさせたらOKらしいので、5分ほど。
プツプツ沸騰して来たようであれば完成。冷めてから、野田琺瑯に移したのが、右写真。
小さいほうは冷蔵庫へ。大きいほうは冷凍庫へ。
いずれの容器も光浦醸造さんで購入。本来は味噌づくりをなさる方への販売だと思うのですが、これまた生麹を買い求めにに行った際に、工場入口にてリクエストしてみましたら奥から出して来て下さいました
甘酒、季節によらず飲みたくなるので、また次回の販売日も都合があえば買いに行くつもりです。たくさんの菌がよく働いてくれる生麹、オススメです!
そういえば、先週お伺いした山口市のワインと地酒のムラタさんでは下写真の甘酒がよく売れていると言われていました。私が新聞記事を観ながら質問をしていましたら、たまたま入って来られた女性の方が「私もコレを、わっか家さんの講演会でオススメだと聞いて買いに来ました」とのことでした。
先週の日曜日はちょうど完売した直後でしたので、その女性の方は後日また買いに行かれたのではないかと思います。こちらの新聞広告は、ムラタさんのレジそばで、天井から貼り付けてあったものです(なので斜めった写真になっていて読みづらくてゴメンなさい)。
日本酒「八海山」の米麹だけで作られているという、こちらの「あまさけ」を私もいつか飲んでみたいです。ちなみに森永の甘酒は酒粕と米麹から作られています。
▼およそ4kgの甘酒づくり
http://onukiya.soreccha.jp/e308280.html
▼生麹とお湯だけで作る甘酒
http://onukiya.soreccha.jp/e261594.html
▼三合炊き炊飯器で甘酒づくり
http://onukiya.soreccha.jp/e246532.html
▼大失敗した甘酒づくり
http://onukiya.soreccha.jp/e283378.html