アルゼンチン産 純粋はちみつ
静岡の茶畑からやって来てくれた茶海(さうみ)もまだもう少しあるのですが、ハンガリー産はちみつが使われている「チーズ蜂蜜漬け」に感化されて、アルゼンチン産はちみつ(←ただ単にカタカナ産地100%が同じというだけ)も購入してみました。
こちらのアルゼンチン産 100%純粋はちみつ、甘さやコクが強いもののサラリとしていて、紅茶に入れても美味しいかなぁ~と思っています。
また、蜂蜜専門 創業40年の福岡県八女市にある株式会社 正栄(しょうえい)さんのHPはレシピも豊富で、それぞれのレシピにおすすめ蜂蜜の品番まで記載されるなど、他に中国産についてもよく説明されてて読みごたえがあります(会社名のリンク先をご参照ください)。
和蜂のハチミツ(静岡の茶海さんや富海の臼井大和さんによるもの)に比べると、クローブなどのインパクトのある香りがないものの、中国産のに比べるとすごくサラサラしているような気がします。
かといって中国産のハチミツだから悪いとは思っていません。
むしろ国内の「全国はちみつ公正取引協議会員之証」が付いているものであっても混ぜものがあったとニュースがあるのですから(混ぜものといってもショ糖でカサ増ししたという、不純物の混入ではありません)、輸入時に検疫があるほうがまだ良いのかなという気もしています。国産のは、検疫のような検査は義務づけられていないらしいです。
具体的には、輸入食品は抗生物質の残留検査が義務づけられているものの、国産ハチミツには義務づけられていません。
残留検査さえすれば、抗生物質を使用すること自体は問題ないようですが、国内のものについては検査義務がないため健康に影響があるほどの量が使われているかどうかも分からないのだとか。
「国産」だと何でもOK・安心という思い込みは止めたほうが良いかもしれません(←こういった話は先日、野菜についても友人と話したばかりです)。
そういうわけで山口にUターンしてからですが、特に国産の蜂蜜については、信頼できる生産者さんからのだけを買うようにしています。他のお野菜などもそうしたいところですが、まだまだです・・・(自給自足できたら解決するのでしょうが、ベランダ栽培ですら害虫などと格闘している日々です)。
すべての食べものを自分が求めるままに入手するのは難しいですが(お金もかかりますし)、かといって見て見ぬフリや聞かぬフリなど出来ないので(仮にそうしていたら、数年後にに何らかのサインが出て来るのでは?と思っています)、出来ることから、出来るだけ・・・と思っています。
余談ですが、7歳の長男が先日、「自分で食べるものを育てられたら、お金って必要ないよね?」と言って来て、ムム・・・その通り
そういうシンプル・ライフが出来たら幸せですね、たぶん。いや、きっと