陽之鳥 (ヒノトリ)
一昨日は、葉々窯の「かまびらき」の後に、葉々窯(ようようがま)の佐藤崇さんに教えて頂いたオススメの酒店さんにも初めて立ち寄りました。佐藤さんもまだ行かれたことがないようでしたが魅力的な日本酒もあるらしいと教えて頂きました。
お店に入ってまず目に留まったのが、新政(あらまさ)酒造さんの日本酒ばかりでした。ラベルデザインがいずれも私好みといいますか日本酒では初めてみるタイプのものばかりだったからかと。
そしたら偶然にも、ひらしま酒店さんがオススメして下さったのが、新政酒造さんの日本酒でした。
いま勢いのある日本酒で、これから注目される日本酒のひとつだと言われていました。
PRIVATE LABシリーズの中でどれにしようか迷ったものの、イチオシの陽之鳥(ヒノトリ)にしました。
甘口とは聞いていましたが、これまでに味わったことのない程ズドーンと来る存在感のある甘口でした。これなら日本酒好きな方にも贈りたくなる1本だと思いました。
(右写真のカップは、葉々窯さんによるもの。日本酒の香りを存分に楽しめる形状です)
そういえば、PRIVATE LABシリーズそのものが甘酸っぱい感じと言われていたような気も。なかでも陽之鳥 (ヒノトリ) がオススメだと言われていたのが分かったような気がしました。
陽之鳥 (ヒノトリ)は、仕込み水の代わりに日本酒で仕込まれた濃蜜な甘みが特徴の貴醸酒。
貴醸酒を他に知らないので、機会があれば他の酒蔵の貴醸酒も飲んでみたいところです♪
ところで今回はじめて訪ねた「ひらしま酒店」さんですが雨の中お客さんがひっきりなしで、気になるものが色々とあり商品説明などもとても丁寧にして下さいました(店内は撮影禁止)。
近所になったらなぁ~とも思いましたが、あればあったでフラリ立ち寄りっぱなしで、私にはキケンかも~
お店のマークや壁面に描かれている絵は、版画家・棟方志功の弟子、秋山巌さんによるもの。
いま調べましたら、昨秋に93歳で老衰のため他界されたとありました。俳人・種田山頭火の俳句を題材にした作品などで知られる方だそうで。
俳句といえば、店舗そばの細道(裏道)を散策中に見つけた俳句(右下写真)が、偶然にも、南来琉(なんくる~)の染織家・竹田裕子さんのおじいさまによるものでした。
ひらしま酒店の店主さんによると八幡では有名な方だそうで、俳句の会も主催なさっていたようです。
この日たまたま葉々窯さんに教えてもらったことで初めて知ったお店でしたが、思いがけない繋がりに本当に驚きました。
たまたま家人の車が故障してJAFを待ちになり、息子たちと裏道などを散策中に見つけました。
(故障がなければ、久々に「いのちのたび博物館」に行く予定でした。そしてJAFカードで割引入場しようと思っていましたが、今回は本来のJAFサービスを初めて利用することとなってしまいました)
時間軸が逆行しますが、こちらの「ひらしま酒店」さんに伺う前には、葉々窯さんから車で5分のところにある「資さんうどん」にも初めて立ち寄りました。
北九州発祥で、北九州のソウルフードだそうで。萩の「どんどん」みたいな感じと聞いていたので興味があり、行ってみました。11時過ぎでしたが満席で、子連れの方もチラホラおられました。
私は一番人気の「肉&ゴボ天」を細めんで注文。税込680円。
スープのお出汁と麺が美味しかったです。次男と同じく、ちょいと肉の脂(!?)のニオイが気になりました。
次男は初めて焼きうどんを注文。麺などは美味しかったようですが、後から来る辛さで口がヒィヒィするようでした。もしかしたら卵と混ぜてちょうど良くなる感じだったのかもしれません。
こちらの写真は、次男が子ども用のお椀に一杯分だけ食べた後なので、実際にはもっとボリュームがあります(取り分けた時にネギが黄身の上に落ちました)。
初めての「資さんうどん」に家族みんな満足でしたが、また葉々窯さんに行くことがあれば、やっぱりいつもの「京寿司 門司店」が良いなぁ~と。もちろん他にもオススメは複数お聞きしているので新規開拓もしたいところですが、やっぱり京寿司さんが雰囲気もお味も私は好みだと改めて思いました。
後半はすっかり日本酒から話がそれましたが、ひらしま酒店さんでは、「陽之鳥 (ヒノトリ)」にも久々に見つけた日本酒も買って来たので、この連休中に開けてみるつもりです♪
葉々窯さんにまたひとつ魅力的なお店を教えて頂き、感謝・感謝です
ちなみに、葉々窯(ようようがま)さんの「かまびらき」は明日が最終日です!