熨斗書きと書き順など
今月の筆あそび教室は初めての月曜日開催でした。
そのときに、うめてらすにはまだ雛壇が美しく飾られていたので、パチリ。
こちらは山本寛斎さんのデザインだそうで・・・いま「花燃ゆ」で松陰先生を演じていらっしゃる伊勢谷友介さんと異母兄弟の寛斎さん。昨年はじめて知って以来、顔の輪郭などが似ていらっしゃるなぁ~と、毎週「花燃ゆ」を観ると、ついつい「FAMILY HISTORY」のときのお二人の会話を思い出してしまいます
さて筆あそび教室、昨年も一度ありましたが、今月は3人だけの参加でした。
まずは基本から。終筆は、どちらでもOKというお話から。起筆も最下段のような書き方もあり。
「川」という文字、小学生時分には、払うように習っていましたが、大人の書道では止めるという話もあり、とても興味深かったです。こちらもまた終筆ばかりでなく起筆も異なるわけで・・・なるほど、そういうことだったのかぁ~と納得。
続いて書き順についても興味深いお話がありました。
実際のところ、小学校でも教育要綱に応じて書き順の変更がなされることもあるそうで・・・。
年度終わりということで(!?)、熨斗書きについてもお話がありました。
右写真は、行書と楷書がごちゃ混ぜになっている例。ふむ・・・確かにこういったのも見かけたことがあります。私自身がカッコよくまだ書けないので、行書と楷書が入り混じるということはまずないのですが、いつかサラサラ~ッと書けるようになりたいです
沢山あるなかで一番バランスが難しいのは、お亡くなりになり通夜や葬儀・告別式初七日から四十九日法要までで書くこととなる「御霊前(ごれいぜん)」の三文字のようでした。
さて、この日のひとまずの提出分・・・いまアップしながら初めて気が付きました。基礎を含んだ漢字もひとまず書いてみましょう~と言われていたのに、「感」を書いていなかった私
毎度マイペースでお恥ずかしい限り・・・ マイペースでやっていても、言われたことはちゃんとやっているつもりでしたが完全に抜けていました。 チューリップは2枚ほど描いてみましたが、どうも上手い具合にいかず&納得がいかず・・・シンプルなラインだけで仕上げるのは本当に難しいですね・・・。
さてさて。
今月は総まとめな感じで復習したいもの、自分で書いてみたいものも持参してみましょう~とありましたので、私は村上真実先生が書かれている和菓子『維新の花』のパッケージやしおりを持って行きました。
そうしましたら、先生から「他にもこういったのもね~」と言いながら色々な『維新の花』をご披露くださいました 右の『花』は、リクエストがあって実際に採用された文字とほぼ同じです。
『維新』は他のメンバーも含めて私も、こちらの力強い感じのほうが好みだよね~と話しました。
そして3枚のなかで一番わたしが好きだと思った『維新の花』がこちら!
たしか日本酒の『獺祭』と同じようイメージ(筆使い)で書いた場合~と言われていました。といっても書き手さんが違うので全く同じにはならないとも。
力強いですが、どこか親しみのもてる雰囲気がとてもステキだと思いました。
この日は初めての月曜日開催でしたが、翌日の火曜日は積雪にあり極寒でした。
そういえば1年前ごろの筆あそび教室も確か積雪があり、急遽、延期したような記憶があります。
火曜日、年に一度だけでしょうが雪が降りやすい曜日なのかもしれませんね~
来年度の筆あそび教室はさらに集中力を高めて頑張りたいと思います
(この日の自分も含めて今年度を振り返りながら、ふと宣言してみたくなりました)