さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

雨と紫陽花(筆あそび教室)

昨日は月に一度の筆あそび教室でした。 きょうは最後に仕上げて先生がホワイトボードに貼って下さったところから。 紫陽花、皆さんはお手本通りに、細かく描き込まれてから顔彩を乗せていらしたのですが、私は二筆ぐらいで花を3つぐらい描いてから黒を足していっただけ。 村上真実先生からは「らしくないわね~」と言われましたが、そうですか?手抜きな感じがいかにも私らしいかとicon47 私が黒い花をたくさん描くと何だか別モノになりそうな予感もしまして・・・。 さて、毎月恒例の漢字、今回は「雨」をいろいろに書いてみました。 「雨」のかこっている部分は真っ直ぐに下ろすのではなく、背勢(はいせい)または向勢(こうせい)にしてみましょう~という話もありましたが、真っ直ぐストンと下ろしてみました。 この後ちゃんと向勢(こうせい)の「雨」も書きましたが、雨という文字に膨らみのイメージをあまり持てない私です・・・。ですが、次の話を聞いて、なるほど~と思ったんです。 傘のイメージらしいです。中の4つの点は、傘の「露先」に見立てて、チョンチョンチョンチョンと。 ここからは、雨にも膨らみを持たせられるわぁ~と完全に切り替えられましたicon14 さて、「雨」という漢字でも軌道(=筆の動き)をはじめ、上手く見える・・・いえ、書けるポイントを教えてもらいました。例えば、ゆっくり右肩上がりに書いて、ハネでバランスをとる等。 「雨」を上手に書くポイントを4つ。 ・点4つの打ち方で、奥行きが出る。 ・点と線の配分の組み合わせ ・アシンメトリーにすると、変化や奥行きが出る。 (アシンメトリーというのは点画の配置や形ばかりでなく、墨の濃淡、にじみ、潤滑にもよる) ・作為的にならない アシンメトリーという単語を聞きながら、先日みた「美の壺」の違い棚や霞棚を思い出しました。 自然なものでシンメトリーはものは少なく、アシンメトリーな組み合わせにより美しさを出す~といったナレーションがあったかと。アンシンメトリーではなく、アシンメトリー(asymmetry)というのも私の中ではポイント! それまでアンシンメトリーだと思っていましたicon10 ところで、昨日は付けていらしたネックレスにも釘づけでした。 今年の「Decor in 空間茶天」のワークショップに初参加して下さり、アラザン工房・河村さんが講師のもと、書家・村上真実さんもペンダントトップを制作されました。 こちらもアシントリー。すごくステキでした!シルバー2本づかいでも素材感などが違うとまた良いですね~。 やはり実際に付けてみられているのと(お披露目会で)置いてあるのとではイメージがガラリと変わりますね。 と、最後は少々脱線したことも書きましたが、昨日は筆あそび教室が終わるとスグに昼食もとらずに、絵画と陶芸の個展のハシゴ防府市内でしました。