さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

Masako Whoitehouse展 → 鉾石由紀子の作陶展~2014初夏~

昨日は月に一度の筆あそび教室でした。そのことはまた後程アップします。まずは、会期わずかとなった2つの個展から。 いずれも防府市内で、防府天満宮そばの「うめてらす」から徒歩5分、防府高等学校から徒歩5分の場所で開催中ですhutaba まずは、6月6日(金)から空間茶天さんの1階・手前スペースで開催されている、「Masako Whoitehouse(雅子・ホワイトハウス)展」から。山口県での個展は初めて。 雅子・ホワイトハウスさんが手にされているのは、これから空間茶天さんに嫁ぐ油絵(左写真)。同時に展示販売中の刺繍の作品は、雅子さんの妹さん、村田かつ子さん(右写真)によるもの。村田さんの後方に見えるのはお義妹さん。ご実家は空間茶天さんのお近くで、昨日は美人姉妹4人全員がご在廊。 雅子・ホワイトハウス(中村)さんは、現在、イギリス・ローンウォール在住 (以下、プロフィールです)。 ------------------------------------------------------------ 1972年 Camberwell school or Art dip AD and Design,London       (陶芸家 ルーシー・リーに2年間師事) 1975年 Harrow College of Art and Technology,London       (ディビッド・リーチに師事) 2002年 Falmouth College of Art BA in Fine Art,Comwall 2011年 田中一村記念美術館公募展 第10回 記念大賞受賞 ------------------------------------------------------------ 雅子・ホワイトハウス(Masako Whoitehouse)さんは、先月の「ギャラリー ジクウ22」大阪・箕面スタジオで個展中の5月23日に、ベニシア・スタンリー・スミスさんとパネルトークをなさったところ。 お聞きしたところ、イギリスでベニシアさんと知り合われて以来、姉妹ともに親交がおありとのこと。 雅子さんの妹、刺繍家・村田かつ子さんは現在、batanicの一人として活動中。 昨年は全国を巡回していた「ベニシアと仲間たち展」にもご出店なさっていたそうで、今年12月14日に放送予定のNHK「猫のしっぽ カエルの手 京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし」にもご出演されるそうです。 上記のリンク先(巡回展のお知らせ;松屋銀座公式HP)でもご紹介されていますが、「猫のしっぽ カエルの手~」の番組内でも登場したことのあるベニシアさんご愛用のマグカップは、雅子・ホワイトハウスさんによるもの。大きい薔薇の絵柄が印象的icon12 (こちらの写真は見せて頂いた雑誌を撮りましたhutaba よくマグカップについてもお問合せがあるらしいのですが、今では制作販売なさっていないようでした。 作品をもっと拝見したり撮りたかったものの、昨日は土間も座敷、奥の個室もランチのお客さんで満席でしたので、少しお話させてもらっただけでした。 今回の「Masako Whoitehouse展」は明日、6月12日(木)11:00~16:00まで。 再来年には、山口市のFRANK(フランク)さんの2階のギャラリーでも個展を開催することが、ほぼ確定しているそうですicon01 そうそ、昨日は珍しい香りがしていました。 空間茶天さんで再び旦那さんお手製のカレーが復活していました!新タマネギたっぷりの甘~いお味に仕上がっていましたがスパイスもよく効いてました(ちょこっとお味見をさせてもらいました)。 新メニュー、これからも徐々に増えて欲しいですねicon14 さて、友人と昼食も食べないまま次の個展会場へicon17icon10 防府高等学校を過ぎて細道を入り、三田尻保育園の裏手側のお宅(旧 田島さま宅)に伺いました。毎年、家庭教育学級の陶芸教室でお世話になっている、陶芸家・鉾石由紀子さんの作陶展です。 大人気の、馬のご夫婦が出迎えてくれました。個人的には右写真のお馬さんが好みです~♪ ですが更に好みだったのが、こちらのα(アルファ)柄。仮名文字のようにも見えたのですが、すべてα (アルファ)文字とのことでした。左下の花器の右側もα 柄でした。 黒いうさぎもステキでしたが、うさぎの絵も新鮮で、「先生、今度ほかの絵も描いて下さいよー」とお願いしたほど。 ご来場の方々にはカステラもご用意。湯呑より大きくて、「小鉢にも出来ますよね~」なんて話しながら美味しく頂きました。途中、他にお客さんもなかったので、色々と興味深いお話も伺いました。 なかでも驚いたのが、「アートはサービス業」という言葉でした。 今年の山口県現代工芸美術展にもご出展されるなど、これまでの作品展も工芸品しか見たことがなかったので意外でしたが、鉾石先生によると、「作品と商品は別。日常に手にとりやすい商品を提供するのとは別に作品づくりに取り組んでこそアートでしょ」といった旨のことをおっしゃっていました。 そういえば、今年はじめて訪ねた「フィールドクラフト倉敷」でも似たようなことをおっしゃる陶芸家さんにお目にかかりました。どうしても手間がかかってしまうと、生活があるので作品に値段が反映されてしまうのだけど、理想は葉々窯さん。できるだけ手にとりやすいお値段に出来るように、制作ペースをもっと工夫したいと言われていました。初対面でしたが共感しました。 私自身が開催している「Decor in 空間茶天(通称;デコア)」でも、「日常に融けこむようなデコア(雑貨、装飾品)」をテーマにしていますが、そのひとつの基準に、日常使いに買い求めやすいお値段かどうかというのもあります。ですが絵やオブジェは別格です。日常的に玄関に置いていたら、器やアクセサリー以上に日々減価償却している感覚だからかも!? さて鉾石先生の個展の場所です。 三田尻保育園そばまで行くと、分かりやすく各所に看板が出ています。 新しい御宅、田島さんの横に広い駐車場もたっぷりあります。 鉾石由紀子さんの作陶展は、6月15日(日)までです。10:00~17:00 こちらの旧田島さま宅での個展は、今年で5回目。 日頃は空家とのことでしたが、とても手入れが行き届いていて、柱などにアブラが乗っている感じもするのは、人が使う機会があるから~と、鉾石先生より。 いずれの個展もオススメです!ぜひ~face02