さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

風とありがとう(筆あそび教室)

今朝は今年度最初の筆あそび教室がありました。 5月に「子どもの日」と「母の日」があるので、テーマは「風」と「ありがとう」の2つhutaba そして今日は初めてメンバー同士の書き方の癖についても全員で観察&共有してみました。 その中のポイントのひとつに、「腕の位置」があり、とても興味深かったです。   小学生などのお子さんを教える際は、肘を挙げて上げると体も動き良いそうです。 そうすると手首だけではなく体全体で書くようになり(右写真)、より良い字が書けるとのこと。 私自身は筆を立てて書くことが多いので、自然に肘が上がるのですが、ただ先生がおっしゃっていたような、肘と手の位置が同じぐらいかどうかはビミョーなところですicon10 また筆の芯を観る、力のかかり具合や入り具合、呼吸の止まりにも注目する~というのには、特に共感しました。と同時に、いくら観ても(素人ながらも)ここで止まっているのかな?と明瞭に見い出せない字もあるので、それはまたの機会に先生に確認してみたいと思います。 自分の癖を知ること。(他者との)違いを知ること。コツの掴みどころを早く知る。 いずれのことも筆あそびに限らず、いろいろなことにもいえることだなぁ~と。←この時点で、やや集中力散漫で他のことを考えてしまっていたかも!? それでも書き続けることに集中できるのがまた贅沢なひととき。 さて、今日も書ばかりでなく、菖蒲やカーネーションの絵も描きました。 葉書の中に文字と絵を描いた時に、さて、落款やサインはどこに描くのが良いでしょう?という問いかけもあり、今日の参加者は5人でしたが、それでも色々な意見が出て楽しかったです。 これまで絵の上でもサインや落款はOKなのだと思っていましたが、書にかかるのはOKでも、絵にはかからないほうが良いというのを、初めて知りました。このあたりは余白をいかに解釈するかにも通じる話で今日のお話の中では、もっとも耳ダンボになっていたと思いますicon47 こうして出来上がった葉書がこちら。右写真の一枚は、プリティ真美ちゃんによるもの。 こちらも左端などは、プリティ真美ちゃんによるもの。絵も得意なんだなぁ~icon12 プリティ真美ちゃんは、ただいま、防府市のBEANSさんでも教えていらっしゃいます。 (来月7日午後にも筆あそび教室あり。BEANSさんにお問合せ下さい)。 最後に、書の写真も一枚。3枚とも別人が書いていますが私のも一枚入っています。 「風」も「清」も好きな漢字なのですが、どうも私は「風」の中の部分(チョンの付いた虫)を書くのが苦手でした。なぜ苦手なのかといえば、どう止めてどうまとめるかが、今ひとつイメージ出来ていないからではないかと・・・。 「清」はサンズイ、そして青の月部分のチョンチョンをどう置くかに迷いが出ていたように思います。 まぁ今日は全体的に迷いが生じやすい感じがして(・・・気にかかることがあったから)、何かしらソワソワした2時間でしたicon11 そうそ、今日もうひとつ興味深いお話がありました。 小学校の頃から慣れ親しんで来た呉竹というメーカー、いいものばかりを取り扱っていると思っていましたが、やはり食品類と同じく、墨汁についてはメーカー名ではないところで判断をしないと、筆を早く傷めてしまうような成分も含まれているかも~という話がありました。 有名メーカー=良い商品ばかりではないというのは分かっているつもりでいましたが、書道に関しては、そういったのが余りないと思い込んでいました。 ですが小学生が使いやすい道具が、良い字を書くのにベストな道具とは限らない~というのは、考えてみたら当たり前のことのような・・・そういった辺りがスッカリ抜け落ちていて、たまたま近所のお習字の先生がオススメ~と言われた呉竹のデカボトルの墨汁を購入したばかりでしたicon15 ですが、これもまた息子たちとしっかり自宅で精進すればスグになくなるものなので、こうしてPCに向かう時間をもっと減らして、墨汁と半紙にまみれば良いことですねicon14 次回の筆あそび教室もまた楽しみです♪ 最後に・・・今日から新たに「筆あそび教室」のカテゴリーも追加しました。 (こちらのブログをアップしてから過去の筆あそび教室も全て、こちらのカテゴリーに移行予定hutaba