ばいこう堂の秋の実り
先週末、京都の恩師の奥様から「ちょっと食べたい時にどうぞ」と帰り際に頂きました。
「ちょっと」とお聞きした時に思い浮かべたのはチョコレートでしたが、久方ぶりの干菓子でした
誰よりも喜んだのは、今週半ばに幼稚園でお茶会をして、お茶菓子にハマった様子の長男でした。
さぬき和三盆のばいこう堂さんの名前、初めて知りました。とても上品な甘さで、栗だけにはニッキも僅かに入っており、他のも甘さや味つけが微妙に変えてあるような気がしました。
かつて私が食べたことのある干菓子は甘いばかりで美味しくないと思いましたが、こちらの繊細な口どけは今の自分にもイイ具合に溶け込んでくれているのか、はたまた味の好みが大きく変化したのか・・・!? とにかく美味しいです
昨夕は長男のリクエストで、お抹茶とともに。
ちょうど木曜日23時からやっているフジテレビ「オデッサの階段」では、36歳の茶人・木村宗慎(そうしん)さんが実践している新たな茶の道などが紹介されていて、椅子とテーブルでお抹茶を頂くスタイルについても、もう少し見てみたかったです
それから、京都・大徳寺の孤篷庵(こほうあん)にも行ってみたくなりました。
いつか息子たちにも、にじり口から入って~という機会もあればとも。
ヒトでもモノでも、本物に触れられる機会、(可能な限り)貪欲に求めていきたいところです・・・
ところで、毎日更新されているという、木村宗慎さんによる「一日一菓」は器も和菓子もとても魅惑的です。右にある月別アーカイブから、過去のも全て観ることができます。
その中で京都の御倉屋(みくらや)さんの和菓子も何度も出てきて、懐かしくなりました。
かつて、御倉屋(みくらや)さんまで徒歩2分ぐらいの所に住んでいて、その並びにあるお花屋さん(今でもあると思うのですが、いかがでしょう?最後に伺ったのは5年前です)に毎日のように通っていました。
花といえば、花人・川瀬敏郎さんによる「一日一花」も観ていくと、つい時間を忘れてしまいます