さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

ドリアンの田村陽至さんを囲んだ、ドイツワイン・ランチ会

先日、待望の「ドイツワイン・ランチ会」第2弾を無事に開催することが出来ましたのでアップします。 今回は、来月からフランスに一年間パン修行に行かれるという、日本の小麦でヨーロッパの伝統的なパンを作られている「Boulangerie deRien(ドリアン)」のオーナーで石窯パン職人の、田村陽至(ようし)さんにも、広島から新幹線でお越し頂きましたicon12 実は、前回のドイツワイン・ランチ会が終わった時に「今度フランスから戻って来た時に誘って下さいよ」とのことだったのですが、たまたま渡仏が2ヶ月先に延びたとお聞きして、これは呼ばなければと即行、お誘いしましたicon30 メンバーも前回の倍以上の人数を集めて、田村さんも私も含めて、全部で12名。 前回は、トラットリア・ポンテさんに食事をお願いしましたが、今回は参加メンバー全員が料理等を持ち寄りました。勿論、田村さんには、ドリアンさんの後に1年限定で店舗に入られている、「有機のパン Pano Organika(パーノ・オルガニカ)」のパンを11,000円分ほど、お持ち頂きましたicon18  パーノさん、尾道の三崎さんと、広島のベッカライ アインのパン職人さんがやっておられるようです。 さて防府駅まで迎えに伺い、大きい袋を抱えた田村さんを想像していたのですが、スマートな袋2つだけで、「あれ?」と思った私・・・お値段を知らなかったのですが、オール・オーガニックということで、ドリアンさんの倍以上のお値段(カンパーニュ1,200円)ということで、その量で済んだようでしたhutaba 今回の会場は、防府で馴染みにさせてもらっている、空間茶天さんの2階でした。   前回と同じデミカップをはじめ、今回は取り皿やプレート等もたっぷり自転車で持ち込みましたicon16 盛り付けなど担当のオーリィさんと、私のリクエストで器を持って来て下さった陶芸家・間鍋竹士さんは10時から、他のメンバーは10時半頃から集まり、11時過ぎから、ゼクト発泡ワインで、スタート! パンは、到着されたばかりの田村さんが全てカットして下さいましたicon10 す、すみません・・・と恐縮しながらも、美しいカットに惚れぼれしましたicon12 焼きたてのパンにも感謝・感激でしたicon14 パーノさんのパンは期待通り、ワインにもぴったりで、他の食材との相性もバッチリでしたicon22 今回は、有給をとって参加して下さった方も複数いらしたので、うっかり撮ってしまった姿をスプレー処理しています~face06 左写真のスーツ姿の方は、前回の時にも参加して下さった松村憲治さんの古くからのお友達、橋本龍太郎さん。そう、かつての総理大臣と同姓同名で、自民党高村正彦さんの秘書だそうです。にしても「なぜ故、スーツ?」とお聞きしたところ、コレが普段着らしいです~目立ちますね~toyoda06 そのお隣は、 世界の知育玩具&こども雑貨「Twinkle Kids Star (トゥインクル キッズ スター)」を昨秋から始められた、キアノ・インターナショナル株式会社(KiANO International Co., Ltd.)の三姉妹オーナーの三女、倉重のぞみさんです。 左写真の一番奥に見えるのが、陶芸家の間鍋竹士さん。バーニャカウダを入れたお椀も間鍋さんの作品たち。冷製バーニャカウダは、初めて作りました。いつもの生クリームは入れずに牛乳を混ぜ入れました。今回、主に参考にしてみたレシピは、こちら。→サッポロビールHP にんにくの処理がシンプル♪ バーニャカウダは 「温かいお風呂」と訳されることもあるようですが、バーニャ(bagna)とは「お風呂」ではなく、ピエモンテ州の方言で「ソース」の意。お風呂の意味のバーニョ(bagno)と混同されているのかも!? そして、カウダ(cauda)とは、ピエモンテ州の方言で、もとは、カルダ(calda)で「温かい」の意なので、今回、冷製にしてみて良いのか迷ったのですが、暑かったので、初めて、冷たいバーニャカウダにも挑戦してみました。 こうして新鮮なお野菜もご用意いただくなど、食卓はパンが主役になるようなメニューが勢揃い~face05 偶然にも、オーリィさんが私と色違い(ピンク)のkatakata(カタカタ)さんのセンターテーブルクロスをお持ちでしたので、お願いしました。 右写真の器にある白いのは、割烹いちはなさんの、天神鱧の湯引き。ワインにもよく合いましたicon14   美味しいカマンベールチーズは、オーバ-ヴィーゼさんから。 右写真は、うっかり私が写り込んじゃいましたが、食後の果物の盛り合わせも美味しかったです。 (撮り忘れましたが、食後には、空間茶天さんの「おからのガトーショコラ」と珈琲もありました。) こちらは、今回の一番人気だった、人参のマリネ。自由ヶ丘のご自宅などでパン教室の先生をなさっている、竹内多加子さんが作って来て下さいました。そこに勝手に色んなものを投入したのは私ですぅ~face06 竹内さんには家庭教育学級で2度お目にかかったことがあっただけでしたが、「ワインも好き」ということでしたので、お誘いしてみました。さっぱり味の甘夏ゼリーも、とっても美味しかったです♪ この日のプチトマトやハーブ等は、オーリィさんの畑から。鯛のカルパッチョもご用意くださいました。 私も当日、ハーブや花器も持ち込みましたが、オーバーヴィーゼの上原さんのフラワーアレンジが、場をとても華やかにしてくれていました。これも前日に思いついて、お願いしました。 オーバーヴィーゼさんには、今回もまたワイングラスも含めてワインのご用意もお願いしました。 今回のラインナップは、こちらでした(以下、今週、オーバーヴィーゼさんから送って頂いた文章を引用)。 前回はメモに取っていましたが、今回は、目の前の食事と話題が盛りだくさんで、ワインだけがメインとはいきませんでした・・・前回のときにはなかった、ドイツの地図もお持ち頂いていたのですがface07 左から順に、1本目、エルブリング種ゼクト ディヒタトラウム(詩人の夢)2007 ・・・詩人とはゲーテを指す。フランス、ドイツ、ルクセンブルクの国境周辺を、みんなが自由に行き来できるようになる日を夢見てゲーテ直筆の絵。ユーロが統一された時に、このシリーズが発売された。瓶内2次発酵の、昔ながらのスパークリングワイン 前回時のブログにも詳しく書いています)。 2本目は、ザールリースリング種クラシック2009 ・・・モーゼルの支流であるザール川沿いのリースリング種のクラシックというカテゴリー。調和のとれた辛口。ハミングバード、ハチドリの絵のラベル。 3本目は、ビュルツブルグ シルバーナ種トロッケン2009 ・・・ボックスボイテル形の特徴的な瓶に入っている、辛口。 フランケン地方、ビュルガーシュピタール社。 4本目は、ブランケンホルンスベルガー シュペートブルグンダー種カビネットトロッケン ・・・スターツワイングーテフライブルクフライブルク国立ぶどう農園。フランスアルザス地方のスグそばのカイザーシュトールで出来たワンランク上の赤ワイン。 今回も前回に引き続き、美味しいワインのオンパレードで、組み合わせはもとより、この順番で飲むことでより味の違いや驚きが鮮明にあったのでは!? と思うほど、タイプの違う感動が持続しましたicon12 今回もまたドイツワインに魅了されっ放しでした~face05 そして、今回のメインゲストの田村さんの話もとーっても興味深くて楽しかったです。 パンの話もたっぷりお聞きするはずが、気が付けば、モンゴル話も多かったような・・・。 たまたま開催の数日前に私に声をかけて下さったのがご縁で参加されることとなった美容師さんが超~相撲好きで、意外な展開あり、私がスリングや母乳の話をしていると、そこから田村さんが、「モンゴルでは6歳ぐらいまで母乳を飲んでいて、だから朝青龍などのモンゴル人が強いのかも」という話もあったり。 そこから先は言ったかどうか記憶があやふやなのですが、山口では早々に、おっぱいバイバイが良いと思っている人も多いように感じるのですが、東京の育児相談では、2~3歳ぐらいまで助産師さんが常駐しているなど、母乳に対してもっと柔軟というか認識がシッカリしているというか・・・。 そうそ、田村さん、やっぱりお酒も強かったです。終始、笑顔でテンポも同じなのですが、さりげな~くおもろいことを言われるので、突っ込まずにはいられませんでしたicon47 今回は奥様とご一緒ではありませんでしたが、次回は是非!(パン職人の奥様も一緒に、フランスにパン修行に行かれます。) 田村さんの右胸のネームシールは、その場で私が全員の名前を書いて貼ってもらったものです。 右写真は、土間にあるダルマストーブも、空間茶天の旦那様の手造りということで、そこから石窯造りの話などをなさっていたような・・・。そういうわけで、ちらりとダルマストーブも入れてみました。 今回は、新幹線でまた広島に帰られるということで14時には終了するつもりでしたが、大幅オーバーの16時解散でした~face08 一本締めをして、家まで猛ダッシュで走って帰りましたicon16  お陰で、その後しばらく頭がグラグラでした。そんなに量を飲んでいなかったんですけどね・・・icon25 ブログを書きながら写真を見ると、何やら涼しげにも見えるのですが、この日も最高気温は、34度。前もって、扇風機を数台みんなで持ち込んでいましたが、それでも暑くて、乾杯の冷えたスパークリングワインを一気に飲み干したくなるぐらいでした。 それでも、この大正時代に建てられた空間茶天さんの雰囲気で田村さんをお迎えするのがベストだと思い(参加して下さった方々も同じことを思っていたとのこと)、今回もご無理を言って、日頃、開放されていない2階をお借りしました。 空間茶天さん、お忙しいところ、ご対応いただきまして有難うございました~face02 そして、こちらの花のアレンジメントも含めて、今回も山口市からわざわざワインやグラス等を運んで来て下さったオーバーヴィーゼの上原さんに感謝・感謝です! 前回に引き続き、私の思いつきにお付き合い下さった、間鍋さん、オーリィさん、松村さんにも感謝icon12 昼間のドイツワイン・ランチ会、すでに次回は?との声もあるのですが、ひとまず、暑さが過ぎるまではないかな~と。ご参加くださった皆様、お暑い中、ご協力ありがとうございましたface02 前回の参加者さんを除くと全員が初対面同士でしたが、とても楽しいひとときでした。 やはり美味しく飲んで食べてを共有できるのは、とても有り難いことだと思いました。参加者メンバーが全く異なる職業、年齢であっても、パン&ワイン好きというだけで一堂に会して、かつ話がどんどん弾んでいくのは、久しぶりのことでしたicon14 ちなみに参加者メンバーの年齢は、29~60歳まででアラフォー中心。子どもの年齢は、3歳~34歳のお子さんまでと、これまた幅広くて・・・と、もろもろの個人情報も、この場で初めて知るというのばかりで、うーん、ノリは、合コンに近かったかもしれませんね(笑) しかも全員が友達になるパターンの♪   さぁて今日は掃除に励むぞーっ!それで、合い間に竹内さんから教えて頂いた人参レシピをアップします。私も作ってみようと思っているので、アップは早くて今夜ではないかと・・・。がんばりますっicon01