さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

Boulangerie deRien(ドリアン)本店

今朝ほどアップした、efe(エフェ)さんの続きです。 同じ広島市南区にある、Boulangerie deRien(ブーランジェリー・ドリアン)の本店にも行って来ました。これまた迷うかな~と思いましたが、スグに分かりました。 パンの焼き上がり時間が、10時と正午とのことでしたので、13時近くに伺いました。 ガラス越しに石窯パン職人の田村さんの姿が見えましたが作業中のようでしたので、前もって予約していたのも含めて、9,300円ちょっとのパンを購入。そしてお会計を済ませると、「お時間があれば、珈琲でもいかがですか?」と店員さんが勧めて下さったので、店前のテーブルで頂くことにicon01 一昨日はとても天気が良かったので、心地良い風に当たりながら美味しい珈琲をいただきました。   そこへ、deRien(ドリアン)のオーナーでもある田村陽至さんが登場~icon12 手には、残り6分ちょっとを示したタイムウォッチを持たれていました(お忙しいところ出て来て下さったことに恐縮しました。感謝・感激)。 想像していた以上に楽しい方でした。2ヶ月前ぐらいに入籍されて、パン職人の奥様と一緒にフランスのパン修行に出かけられることなど、事前に知っていたこともありましたが、ブログに書いても良いかどうかを昨日はじめて確認。 フランスから戻られてお時間があれば、防府まで是非とも来て頂きたいと考えております♪ そうお伝えすると、「フランスでしっかりネタを仕込んでこないといけないですね~」と笑われていましたが、過去のモンゴル時代の話も含めて、いろいろと聞いてみたいお話は、盛りだくさんですicon14 出来上がったばかりのラスクも美味しかったですが、同じぐらい、珈琲もとても美味しかったです。 店員さんにどちらのかお尋ねしましたら、「うちの店員の実家(珈琲屋さん)のなんですよ」とのことでした。店員さんたちも全員、閉店後は他に移られるんですよね・・・スゴイですね~face08 ところで、頂いた珈琲はサービスでした。県外からのお客様には、無料サービスなのだとか。多謝! レジの所には、4月27日で閉店することなどが書かれていました。 ただいまネットから注文すると、4月12日以降の発送になるらしいですが、営業最終日や、その数日前の予約分は既に予定数に達しているそうです。私もまたネット注文しよーーーっと♪ そういえば、店内写真がまだでしたicon10 ちょうど八丁堀店に向けてパンが出発した後ということもあり、残り僅かでしたが、迷うにはちょうど良い量でした。チーズやハムにもとても惹かれましたが、またの機会に~と止めておきましたが、4月中にまた行けるでしょうか。行くなら、やっぱり田村さんがおられる本店に行きたいですが、はてさて!? 続いて、本店の外観です。私たちが座っていたテーブルは、右側の木の陰にありました。   自動車屋さんと「居酒屋ひさ」の間に、ドリアン本店があります。iPhoneの地図では、「ひさ寿司」となっていましたのでお聞きしたら、最近、居酒屋に業態変更されたとのことでしたicon25 ドリアン本店の道を挟んだ向かい側は、リサイクルショップでした。 さて、この日は急ぎ帰宅してから買った来たパンをこれまた大急ぎで仕分けしました。ご近所さんや友人らにも頼まれていたので、それら4人分と自宅用の5つに分けて、全員に連絡。 すると全員からスグに連絡があり、事前に合計額を伝えていた訳でもないのに、全員がぴったり現金を持って取りに来てくれましたicon16  改めてドリアンさんの吸引力にビックリするやら、照れるやら(←私のパンでもないのですがicon47)。 そして食べてみたパンは、やっぱりお取り寄せして食べるパンよりも更に生地が味わい深く~(いや、厳密には、翌日だったり1週間経過したものとは全く違う味わいという意味デス)、わざわざ広島まで買いに行った甲斐があったと感激しましたicon12 家人と食べながら、この日、店員さんや田村さんから聞いた話を家人に報告しましたら、「じゃあ、ドリアンを出て独立したパン職人さんのパンも食べてみたいな~」と、意外なことを言っていました。 私はもともとパン好きですが、それほどパン好きでもない家人が、珍しくドリアンのパンだけは食べたがります。それで味などについて尋ねてみると、「味は全然、覚えていないんだけど、ドリアンのを食べると山が見えるんだよね」と、これまた聞いたこともないようなことを言うのでビックリ。 間違いなく、新聞記事の影響ですねーicon22 (はい、私の思わく通りです!? ) 私自身は(パンに限らずですが)、作り手さんにも惚れ込んで、更に、その作られたものを愛おしく、そして有り難く手にすることが多いですが、家人にもそういった面があったとは新しい発見でしたtoyoda09 それにしても、なかなか覚え切れない、ドリアンさんのパン。3回目にして、ようやく分かって来ました。 周りから頼まれて立て替えることは簡単なのですが、クープ(切れ込み)だけを頼りに、どのパンなのかを探して仕分けるのが、結構、大変だったりしますicon10 今回は、ほぼ全ての種類を持ち帰ったので、さくらんぼ、いちじく、カレンズをはじめ、見分けが少しは早くなったような気がしています。 閉店する4月27日まで、あと何回注文できるのか分かりませんが、ハード系のパン、お好きな方には本当にオススメです。できれば、また本店まで行きたいですね~face05 そういえば、私たちが帰る頃にちょうどタクシーを乗り付けていらしていた杖をつきながらのご年配の女性が入店されていましたが、お客さんの年齢層が高いとの話もあり、友人がとても驚いていました。 「山口でハード系のパンが好きというおばあちゃん、会ったことがないんだけど・・・。すごいね~」と。 「きっとワインがお好きな人なんだよ」と、これまたテキトーな返答をした私でしたface06 少なくとも我ら夫婦は、ドリアンのパンを食べたくて赤ワインを開けることが多いので、いつまでもワインを食べられるよう健康に年齢を重ねていきたいと思っています(あ、私だけかもしれませんが)。 あ、そうそ、この日はじめて伺った2つのパン屋さん、いずれも30代半ばのパン職人さんでした。 (36歳というと、ちょうど私は長男の育児に大わらわな頃でした。でも充実していたような気もするな~toyoda11