藪内佐斗司 展と「森話‐SHINWA‐」西村芳弘 陶展 IN 宇部井筒屋
昨日は3.5年ぶりに、宇部井筒屋のギャラリースペースに行きました。
正確には、4階のイベントスペース(ギャラリースペースの並び)です。
キッカケは、東京在住の旧友、陶芸家・宇多田理恵さんからのお知らせでした。
どういった陶芸が展示されているのかも知らないまま、一昨日から在廊されているということで急ぎ11時ごろに伺いました。
事前に下調べもしていなかったので、会場に到着してみて驚きました。
まるで美術館に並べてあるような作品ばかりがズラリと展示してありまして、思わずご本人の西村さんに図録も販売されていませんかと聞いてしまいました~
複数の動物がいましたが、なかでもサイとカバが何とも言えない風貌で、見入ってしまいました
また西村芳弘さんとは初対面でしたが、とても気さくで作品などの興味深いお話もたっぷり伺うことが出来て、益々ファンになりました(あ、初めまして~なので益々というのはヘンかな?)
ちなみにアップしている写真のここからは夕方に再度お訪ねした時に撮らせて頂きました。
夕方にまた伺ったのは、連れて帰った酒器についてお聞きしそびれたことがあったというのもありますが、どうしても猫とウサギも気になりまして・・・。
そうです、余韻をそのままスルーすることが出来ず、また手に取ってみたくなり、今度は自転車を飛ばして行きました。
香炉2つの雰囲気や風合い(左写真;移動させて一緒にパチリ)、それから、マメシダのような葉も細かく美しく密集している大木・・・いずれもツボでした
さて、ここからはメイン展示の藪内佐斗司さんのブロンズや木彫りの作品です。
奈良の「せんとくん」の元となったブロンズも展示されていました。素材や色が違うと、ここまで違うのかぁ~というぐらい、とても穏やかな重厚感のある笑みをたたえた造形作品でした。
藪内佐斗司さんのご在廊予定はありませんが、会場内に展示されていた写真のお顔がどことなく作品の童子たちとも似て見えました。それは冒頭の西村芳弘さんも同様でした。
会場内では、藪内氏の制作風景もTVで流されていたので、時間があれば私もゆっくり座って拝見したかったです。が、いかんせん次いつまたお目にかかれるのか分からない西村芳弘さんが目の前におられたので、TVよりも西村さんにお尋ねせずにはいられませんでした~
最後の一枚は、こちら。会場の通路に面した場所に展示してあります。
ちょうど昨日あたりから半月ですよね。
昨夜は雲がくれしていましたが、今夜はスッキリ半月が顔を出してくれることを願いたいところです
(ちょうど長男の宿題が「半月」の観察だったりします・・・)。
本日が最終日で16時までです。10時からでしたので、それまでにブログにアップしたかったのですが、すっかり遅くなりました お時間のある方は、ぜひ。
西村さんは、宇部は今回がはじめてのようですが、昨年、山口井筒屋でのグループ展示にはご参加されているようですので、山口県での展示は2度目。
今回は、旧友の東京藝大時代の後輩~ということで紹介してもらったのですが、思いがけずツボな作品&お人柄の西村さんにお目にかかれて、貴重なひとときでした うたちゃんに、多謝です!