第10回 山口アーツ&クラフツ(2016)
すっかりブログの更新が滞っておりますが、まずは先週末のイベント「第10回 山口アーツ&クラフツ」から。
昨年から初日に行けなくなったので(2週目あたりだと行けるのですがイベントは3週目が多いですよね~)、今年も2日目の日曜日に行きました。
しかも今回は到着できたのが、正午過ぎ。
今年はこれまでになく観て回る時間がないと思ったので、まずは平井さんがご出展なさっている噴水広場から。
ですが到着してみると、ラッキなことに想像していたよりも人が少なかったので、短時間でグルリと観て回ることが出来ました。
複数の方から聞いたところによると、日曜日が雨予報だったので土曜日のうちにご来場された方々が多かったのだとか。ただ強風が吹き荒れていたので、作家さんによっては作品をすべて出しておられなかったとも・・・そうです、日曜日が初お目見えという作品もあってラッキーでした★
まずは岡山からご出展されている、ガラス作家・平井睦美さんから。
平井さんの作品は、昨年のデコア以降にもいろいろな新作が登場していて、今回のアーツ&クラフツが初お目見えという作品も複数あって目移りしました。
下段の写真2枚は大き目に撮っていますが、お猪口~ロックグラスよりやや小さいぐらいのもので、特に右写真のミニ花器は「お安いですね~」と平井さんに言うと、「はい。削っていませんから」とニコリ。なるほど
恐らく4月15日の深夜1時25分に起きた熊本の地震を経験していなければ、いつもの調子でミニ花器も購入していたのですが、今回はかなりガラス器や植木鉢などが落ちたので(それでもアロマポットひとつが割れただけで他はどれも割れておらず、床の傷だけで済みました)止めておきました。
阪神大震災は大阪で経験したものの、今回ほど余震も日々感じているのは初めてなので(3階以下だと余震の揺れはないでしょうか?)何だか落ち着かない心持ちです。なので、日曜日は歩いて回ることで、ちょっとした気分転換にもなりました。
平井さん、今回は前泊だったので萩であの熊本の揺れに遭遇されたようでした。
右写真は、オーダー出来る人気のガラスパーツたち。
イアリング、ブローチ、ピアスのいずれかを選んで、およそ1週間後に完成。見た目には昨年わたしがゲットしたピアスと似ていましたが、私のそれよりもずっと軽いタイプのガラスでした。
続いては、わっか屋の角俊弥さんのところへ。今年が初出展。
2日間とも奥さんのまいちゃんもブースにいらっしゃるということで、ツーショットをパチリ。
漆は直射日光がよろしくないので、棚の陰に並べられていました。もちろん、皆さん、手前に少し引き出してご覧になっていました。
ここまででタイムアップかなと思っていましたが、まだもう少し大丈夫そうでしたのでグルリと回ってみることに。
こちらの福岡県の佐藤もも子さんも今年が初出展だそうで、いくつか興味深い作品がありました。
特に右写真の小皿は(大きく撮っていますが直径10cmぐらいだったかと)私好みでした。
愛知県瀬戸市の吹きガラス工房 一星(ひとつぼしi)の山田奈緒子さん。
再生ガラスだそうで。泡が特徴的のようで、大皿が気になりました。大阪ご出身ということで、関西弁でお話くださいました♪
この後もさらにガラス作家さん。
こちらのガラス工房 〇 (マル)さんの作品は先達て、なごみスタイルさんで開催された雛祭りの企画展が山口では初お目見えだったそうで。宇部に引っ越してから「なごみスタイル」さんにも行けずにいます
ガラス工房 〇 (マル)の山本さんご一家は昨年、富山からUターンされて2015年7月に工房を開かれたそうで。岩国在住。2歳の男の子たちも可愛らしかったです。斎藤裕史さんは京都・大山崎のご出身だそうで、ウチも京丹後出身なので京都府というよりも兵庫に近いんですよね~という話もしました♪
ご夫婦でガラス作家さんとのことでしたので作品によってかなと思ったら、カラーの組み合わせを斎藤由香里さんが担当なさっているとのことでした。また拝見できる機会があることを期待しております。
さぁそろそろ急いで帰らなければ~っっと思っていたところに出くわしたのが、これまた今年が初出展というヨシノヒトシさんでした。長崎県波佐見町から。京都造形大学を出られたばかりだとか。
上段の真ん中の写真に入っていますが、雲母金のカップが気になりました。
よく見かける金色よりもクレヨンのような鈍い落ち着いたゴールド。形も魅力的でした
ヨシノヒトシさんのお隣の鳥飼千晴さんも、ヨシノさんと同じ長崎の波佐見から来られた方のようでした。
ご本人さんがいらっしゃらなかったのですが、ヨシノさんに了解を得て、パチリ。
今年は予報が見事に外れてとても天気が良くて、前夜に降ったはずの雨のあとも全くなく、人の数も程良くて(←初日がかなり多かったようです)、歩いて回るには絶好でした
ただ今年は事前に公式パンフレットを購入していなかったので、当日を迎えるまでの情報がほぼなかったので(公式HPで平井さんと角さんの場所は確認済みでしたが)、来年以降はやはり公式パンフレットを早目に購入して供えたいと思いました。
来年もまた楽しみにしています