さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

御誕辰祭のお茶会(防府天満宮)

昨日のブログの続きです。 「子ども樽みこし奉納」が15時過ぎ集合で、そこからご近所を練り歩いた後に防府天満宮に行くというので体力温存をしておきたいところでしたが、長男のたっての希望で、初めて「お茶会」にも参加して来ました。 お抹茶を飲むことは幼稚園の行事でも経験済みなので、別に珍しくもなかったと思うのですが、夏祭り 子ども教室で飲んだお抹茶と和菓子が美味しかったらしく、8月3日10時から始まる「お茶会」にも参加しようと芳松庵(ほうしょうあん)に歩いて行って来ました。 掛け軸は一幅で、防府市在住の木原節子さんによる奉納。タイトルは「円相(えんそう)」で、お茶を点てながら高橋さんがお話くださいました。 お茶会が始まるまでの時間は、三芳園(さんぽうえん)さんや陶芸家・間鍋竹士さんともお話していました。 お茶会が始まると、間鍋竹士さんと松下宏明さんの陶芸家おふたりが、高橋祢宜(ねぎ)?さんが点ててくださったお抹茶を持ち回りながら、飲むお手伝いをして下さいました。 鈴木宮司さんから始まりました。およそ30人分のお抹茶が入っているとのことでしたが今年はいつもより少ないとのことでした。恐らく他の予定と重なっていたからではないでしょうか。 大茶杓(ちゃしゃく)は、山口市在住の山本克美さんからの奉納で長さは40㎝、大茶筅(ちゃせん)も長さ40cmで、防府市在住の篠原宗菊さんによる奉納。私も篠原先生に十数年前、ほんの少し教わりました。菊桐(きくきり)大棗(おおなつめ)は、防府市在住の中村宗幸さんによる奉納。 偶然にも、私の横には、裏千家の荻原宗智さんが座っておられました(篠原先生に教わっている頃にご縁がありました)。十数年前に少しだけサンライフで教わったことがあったので、嬉しい再会でした。今月25日の「月次茶会」のご担当は、こちらの荻原先生とのことです。お茶席は、10:00~15:00までで、この日と同じく参加費は500円。 私の次は、長男でした。そのまた横は、高校時代の同級生のお母様でした。初めてお話したのですぐには気づけず。終わる頃に気が付いてお名前を確認。たしか表千家の先生でいらしたかと。 大茶碗は、直径・高さともに57cmで、防府市在住の陶芸家・脇本定三(ていぞう)さんにより奉納されたもので、今年で13年目らしいです。萩焼の勝坂窯さんには未だに伺ったことがないので、いつか訪ねてみたいと思っています。   大薬罐(やかん)は高さ105cm、胴回り224cmで、防府市にある山口調理器株式会社さん協賛。 やかんの漢字も、このたび初めて知りました。 もともと薬を煎じるために用いた道具だったので、こちらの漢字が当てられたようですが、かつては「薬鑵(やくくわん)」と呼ばれていたとも。 「鑵(くわん)」は、水を汲む器が原義で、 「ヤククワン」から「ヤククヮン」に転じ、「ヤクヮン」「ヤカン」に変化。「薬缶」は、発音が「やかん」となってからの当て字のようです。 ところで文中に書いた他の予定のなかでも大きく影響していたと思われるのが、こちら。 20%プレミアム付きの「ほうふ幸せます商品券」の販売が8月3日10時からだったようですが、9時過ぎの時点で、ゆめタウンやデザインプラザ付近は渋滞で、珍しく車が動かないでいました。それを横に観ながら息子と歩いて芳松庵に向かいました。   ほんとうは周りからも「幸せます商品券」の購入を強く勧められていましたが(5万円分を買うと1万円の金券がもれなくついてくるのだとか)、長男が合宿から戻ってすぐから言い続けて来た参加希望だったので、私にとっては長男の機会損失のほうが大きいと思い、お茶会への参加を選びました。 ちなみに「幸せます商品券」も10時の予定だったのですが、あまりにも炎天下のなかに行列が出来ていたからでしょうか。9時20分から発売が始まり、11時過ぎには完売していたようでした。 さて、御誕辰祭の最中に開催されているお茶会、8月3日だけかと思いきや、4日と5日にも開催されていました。 もっとも大茶碗は8月3日だけだったようですが、5日も立ち寄ってみると、涼しげな色合いの浴衣を着こなしていらした女性がちょうど出て来られたので、看板とともに撮らせて頂きました~♪ これまで8月5日は出店があることぐらいしか知りませんでしたが、浴衣姿でお抹茶をいただくというのもまたステキでしょうね~。 いつか参加してみたいです、彩り豊かな浴衣姿でのお茶会にも。 いずれも事前予約なしでOKですが、白足袋の替わりに白い靴下を持参したほうが良いようです。 これも子ども合宿にて神主さんから教えてもらったと長男が言っていました。もちろん持参して、入口で履き替えました~私も一緒に。