さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

歯の矯正(1)

歯の矯正については、長男が小学2年生になってから急激に悩むようになり、本日ようやく今後の方向性みたいなのが自分のなかに見えて来たので書くことにします。が、まだ続きが十分にあると思うので、番号も入れてみました。

なぜ小学2年生になってから悩むようになったのかといえば、小学校から虫歯ばかりでなく「矯正」についても指示があったからです。ただ複数の歯医者さんとお話してみた結論として、まだ息子に矯正は必要ないと私は判断しました。

そういえば以前にも一度だけですが歯について書いたことがありました。あの時のタイトルは「歯のセカンド・オピニオン」でした。

今回は直接お訪ねした数からいえば「フォース・オピニオン」ですが、人づてに市内の複数の歯医者さんの話も詳しくお聞きしたので、それらも含めると「セブンス・オピニオン」ぐらいかもしれません。

今回、歯の矯正に慎重になったのには、2つの理由があります。

かつてのキャッチコピー(芸能人は歯が命~)ではないですが、歯は命にまで影響する・・・とまで書くと大袈裟かもしれませんが、健康状態などに大きく影響すると、社会人一年目の頃(二十数年前)から聞く機会があり、より慎重に歯医者さんを選ぶようにしています。

そして長男を初めて連れていった小児矯正専門の歯医者さん(東京・吉祥寺の成蹊大そば)にて、おじいちゃん先生から子どもの歯の矯正について聞いた時に「歯は臓器である」というのを聞き、ここ山口でも偶然、その歯臓説を唱えていらっしゃる村津先生の講演会に行く機会があり、まずは歯の噛み合わせを重視すべき(見た目の美しさよりも)と痛感させられたというのもあります。

◎吉祥寺の歯医者さんは歯臓説をひとつの話としてなさっただけです。また私自身、村津先生のお考えが全てだと思っているわけでもありません。ただそういった視点からも歯の矯正を考えたほうが良いかなと。

もうひとつの理由は、やはり金額です。

これは慎重にならざるを得ない理由です。まさか小学2年の時点でいきなり歯の矯正のために、まとまった金額が必要になるとは考えてもいませんでした(矯正はもっと先だと思っていました)。

具体的には、どのぐらいの金額かというと、市内の複数のところで言われたのが、まず矯正器具だけで20~30万円。そして月々の調整料(メンテナンスのようなもの)が1,000~3,000円(器具が高めのところは月々がお安めに設定されていたような印象です)。

たまたま防府から広島に引っ越したママさんがウチよりやや大きい兄弟で、つい最近ようやく矯正を終えたところだと知ったので、彼女にも詳しく聞いてみたところ、すべてが終了するまでの検査代や矯正器具で、トータル65万弱とのことでした。

ただ一旦終了というだけで、今後も調整は続くらしいので、月々2,000~3,000円はかかり続けるのだとか。

彼女もまた5つほど矯正専門の歯科を回ったとのことでしたが、防府は矯正専門がそこまで沢山あるとは聞いたことがないのと、通い続けるとなると出来るだけ近場で~と思っていましたが、どうやら防府市内の歯医者さんだけを回っていても納得のいくところには出会えないと直感しました。なので、今週はじめて長男と電車で市外の歯医者さんに行って来ました。

そちらは知人から、矯正ならまずはそこが良いと勧めてくれたので(小児矯正の専門ではないですが)、1ヶ月前から予約しまして、運動会の振替休日の今週月曜日にようやく行って来ました。

行ってみると、これまでとは全く違う見解、そして私が求めていたことをおっしゃる先生でした。

しかも、その先生によると「恐らく同じ市内の矯正専門の先生も私と同じことを言われると思いますよ。生え変わり始めに歯に触るのは早過ぎるし、顎は成長とともに大きくなる。しかも今回いわれている矯正すべき歯は、多くの方がそういった生え方をする場所にあるもので、これについてはいずれは着手することになるだろうけど、いまがその時ではないでしょう」とのことでした。

前述した広島在住のママさんも、歯医者さんから「矯正は歯並びだけでなく、噛み合わせも大事だから、根の向きも重要。顔全体に対しての口元のバランスもみながら矯正しましょう」と言われたとのことで、あぁそれこそ私が求めている見解だなと思っていました。

なので、月曜日にお訪ねした時の先生のセリフのひとつひとつが自分の中にストンとおりて来ました。

私は歯の専門家でも、そして私自身も矯正をしたことがないので何が正しいのかは成長を見守っていかなければ分からないことだと思っています。それでも直感的に、コレと思うものが明確にあったりします。

それは恐らく歯の矯正に限らず子育てをしていく上で自分なりの尺度といいますかルールがあるから~という言い方もできるでしょうが、端的に言ってしまえば、親のエゴとも思われかねないですが、私の好みかもしれません。それでも「周りがこうだから」という理由だけから(多数決を理由に)、今回の長男の歯の矯正方法を選ぶのはとても忍びなくてかなり悩みました。

そんな時に助けになったのが、Facebookで繋がっているかつての同級生や先輩や後輩でした。

みんな県外にいるので、それこそ防府にいて得られる情報とは違った、かつ経験値に基づいた意見や情報を教えてくれました。

その中でも、今回わたしが最終的に選んだ、矯正時期を生え変わりの時期にするべきというものは皆無でしたので、なぜ防府ではそうなのだろう?と未だに疑問は残りますが、それも私の限られた情報収集によるものだからかもしれません。

もしかしたら私のまだ聞いたことのない矯正歯科さんでは、小学5~6年ぐらいになってからでも十分というお考えのところもあるのかもしれません。恐らくありますよね・・・たまたま私の周りの多くが同じ情報だけで動いている可能性は。

ここまで書くと、防府の歯医者さんや矯正の考え方を否定するしているだけの内容に思われるかもしれませんが、決してそうではありません。単なる私の独断で、今回は生え変わりの時機に急ぎ矯正すべき!というのに従いたいと思えなかったという、ただ、それだけなのです。

もしかしたら数年後、「あぁやっぱり生え変わりの時機にやっておけば良かった」という風に後悔するときが来るかもしれません。次男は長男より更に顎が小さいので、あと1年もしないうちにまた違った悩みが出て来るかもしれませんicon10

それでも今回、じっくり時間をかけて歯の矯正方法やタイミングについて探してみたこと、悩んだことは決して無駄ではなかったと思いたいですが、はてさて!?

ちなみに、今後もその市外の歯医者さんに通うのかといえば、それはしません。

私にとって理にかなったアドバイスをして下さったその方は、「ホームドクターを身近なところで見つけた方がいいですよ」とおっしゃって下さり、防府市のある歯医者さんをご紹介くださったので、今後はそちらに通うつもりです。そして来るべきときが来たら、矯正専門の歯医者さんもご紹介いただこうと思っています。

・・・と、まぁ歯の矯正についてはココまでで終わりなのですが、この日はこれだけでは終わりませんでしたicon47

実は、歯の矯正のご相談に伺ったのですが、そこで新たな虫歯が見つかったのです。あろうことか、ちょうど1週間前に虫歯の治療を終えて、防府市からもらっている無料券(9月末まで有効)も使い終えたところだったのですが、電車で防府に戻って来まして、そのままスグにご紹介いただいた歯医者さんに行って診てもらいました。

もちろん飛び込みではなく、電車を待っている間にちゃんと予約しておきました。

診てもらうと、「そうですね、ココになりかけのがありますね」と言われましたface07

そういうわけで早速、新たな歯医者さんにお世話になっています。

まだ書き足りないような気もしますが、ひとまず、歯の矯正については、ここまでデスicon01

医学全般、どんどん進化していっているので、歯の矯正も今はどれが主流で、どれが古い考え方なのかも間違っているのかもよく分かりません。それでも自分がこれまで見聞きして来た内容、そして新たに求めて知った情報の中で十分に検討してから選ぶことが、今後ますます増えて来ているのは間違いないので、また新たな情報、進展があれば書いておきたいと思います。

そうそ、校医がどこなのかを未だに知らないので、今度、小学校の先生に確認してみようと思っています。どこの歯医者さんが集団検診の担当をなさっているのかもまた重要な情報のはずですから。

写真は、おでん。

揚げ浸しでも毎回なにかしら新たな食材を入れてみたりするのですが、おでんもまたしかり。

この日は初めてマロニー(蒟蒻の替わり?)と長芋を入れてみました。

長芋、煮崩れもなく煮物のような感じで、なかなか美味しかったですよ~♪ オススメです。