さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

彩と月&うさぎ (筆あそび教室)

一昨日、およそ2ヵ月ぶりの筆あそび教室がありました。 久しぶりだったこともあり、筆の入れ方や運び方についても実演。 「彩」という字は、木の実を手を伸ばして採取している様子が左側の偏(へん)になっていて、右側の旁(つくり)は、模様をなす色を選んでとりあわせるの意味なのだとか。 また「彡」は、長く 流れる豊かでつややかな髪の象形とも。 起筆も難しいですが、それ以上になかなか思い通りにいかないのが、終筆。 先生の実演、いつも見過ごせない贅沢な一瞬なので、タイミングが合えば観に行くようにしています。 さて、今回はあぶり出し・・・じゃなくて、えっと・・・ウサギの尾っぽや月の抜き方などもやりました。 こちらは最初にウサギの尾っぽを水だけで書いておいて、その上から墨つきの筆でウサギを書かれたところ。月はそのまま丸を書いただけでも半紙の質により様々な表情が出ていました。 左右の違いは、使っている墨の違いでして、半紙は同じらしいです。 左が青墨(せいぼく)で、右が通常の墨だったかと。 村上真実先生が周りながらサラサラ書かれているものも全て貴重なお手本icon12 お手本以外で備忘録にしておきたいものは撮らせてもらっています。私の手元で書いて下さったものも、先生の文字だけ切り抜いて他の半紙に貼って昨夜もひとり眺めながらイメージトレーニンicon47 そうそ、この日は初めて先生から、蘭亭叙(らんていじょ)のご紹介もありました。 臨書には、形臨(けいりん)、意臨(いりん)、背臨(はいりん)といったものがあり、それらとは逆に、心のままに書く倣臨(ほうりん;倣書)いう書き方もあるそうです。 蘭亭叙(らんていじょ)をまずは臨書の手本にすると良いといったところでしょうか。この王羲之が書いた書道史上最も有名な書作品、いつか手にしてみたいものですhutaba さて練習した今月の皆さんの作品が、こちら。私のも2枚ありますがウサギは半紙に書いたのみ。 今月から新たにひとりメンバーが加わり合計8人となり、その方の作品もまたこれまでのメンバーとはガラリと違った作風でとても刺激になっています。 こちらの教室は、私がメンバー全てを思いつきで集めているので、もともと全員がほぼ初対面同士(同じ市内なので見知った顔はあったかと思いますが)。それもあり毎回、新たな一面を知る時間にもなっていて新鮮ですface05 早いもので、昨年9月18日から始めたので今月でちょうど1年となります。のんびり長く続けていけたら~と思っています♪ 最後に。タイムラグがあり過ぎて、少々アップするのもお恥ずかしいのですが、こちらの教室があった日はちょうどスーパームーンでした。その夜はちょうど日本時間で2時頃からApple新製品の発表イベントがあったので、こちらの写真はiPhone4sで、2時半ごろに撮りました。 こうして実際のお月さんを観てみると、やはり周りの雲の表情がポイントなのかなぁ~と思ったわけです。雲がかかっていないとクッキリ見えて美しいですが、私はこういった月のほうが好みです。 今週は、筆あそび教室の後に、うめてらすの向かい側にある「天とて屋かふぇ」さんに伺いました。 目的は、こちらの「幸せます」和スタイルのリングピロー山口市のお花屋さん、マーキュリーの沓野(くつの)さんによるものです。 さすがにリングピローを買う機会はないですが、プレゼントは、時間があればマーキュリーさんに頼むようにしています。市外となりますが沓野さんのダイレクトなセンス、とてもオススメですicon14