さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

筆あそび教室(干支とクリスマスカード)

今月、そして今年ラストの筆あそび教室が先日ありました。 うめてらすに行くと、私(さくとも)主催のこちらの筆あそび教室を、うめてらす主催の教室だと思ってお問い合わせされている方があるという話がありました。実は私へも直接お問い合わせがありました。 ですが、ただいま定員いっぱいでやっていますので、今後もメンバー募集の予定はありません。 そして企画ものではなく、私自身も長く続けていけたら~と思って始めた「お稽古ごと」なので、今後もクラスを増やすつもりはありません。ただ講師を務めて下さっている書家・村上真実さんが、来春から新たなクラスを増やされる可能性はあるようです(また来年4月ごろに詳細が分かれば、こちらでもお知らせします)。 さて11月ですが、気分はすっかり年末なので、今回も旬な内容でしたicon14 今回のお手本は、これらに加えてもう一枚あったのですが、これが一番わたしのツボでしたicon12 そもそもご準備くださっていたお手本になかったものを、私が「書きたいのでお手本を」とお願いしまして、急遽、6枚のお手本を書いて頂きました(真実先生、ご無理を言いまして申し訳ございませんでした)icon10 そうして最初に私が手にしたのが上段の真ん中の「馬」でした。 そうして書いた私の「馬」は、いずれも前足の丸みをオーバーに解釈し過ぎたものでしたicon11    そして「馬」のお手本でしたが、頭の中に浮かんでいたのは、昨晩もあったドラマ『ダンダンリン 労働基準監督官』の段田凛のこのポーズ(右写真)。青いベタの映像が出る直前の画面です。 この足の具合が、何とも馬の脚(=太ももから下)に近いような気がしましたicon47 上のように6枚(人数分)すべてを並べてみると私が頂いたのが特に前足に丸みがあったので、試しに他のお手本でも書いてみました。すると全く違った字になりましたが、それは後程。 村上真実先生の書いていらっしゃるところも撮りましたので、まずは、こちらから。 馬の顔(一番うえの線)の下の2本の線は、筆を寝かせて書くのがポイント(たてがみ)。 左馬(逆馬;さかうま、さかさうま)なども、上とは異なるお手本をもとに書いてみました。 こちらは全員の書き始め(上段)と2枚目以降(下段)の書。 左馬は、商売繁盛に繋がるという意味があり、将棋の駒のお話もありました。 通常、馬が人を引きますが、逆に馬が人をひく(=招き入れる)ということから 商売繁盛に繋がるという意味もあり。 書き始め、私は4つの点の最後のひとつを尾っぽにせずに、違う部分を尻尾にしていましたface07 私の間違った書き方(左)だと、馬の滑らかで色気のあるお尻は書けないと、よく分かりました。 11月は3回目の教室でしたが、筆づかいやトメについても改めて教えて頂きました。 トメには3種類あり(左写真)、どれでもOKとのことでしたが、私自身は、上から2つ目が好みですhutaba この日は、村上先生のお弟子さんのプリティ真美ちゃんも参加してくれていました♪   真実先生に習い始めて5年目ぐらいで、防府在住のプリティ真美ちゃんも教室をなさっていて(偶然にも同級生、2年前に知り合いました)、今週末の「裸坊まつり」では女神輿のリーダーも務めるのだとか。 ハーレーに乗ってる真実ちゃんしか知らなかったけど、さすが! この日は来年の干支(馬)ばかりでなく、クリスマスカードも書きました。   墨2種類、顔彩(右写真)も用いながら、どうやったら、どのように色や墨が広がっていくかなど、とても興味深かったです。半紙の素材ならでは~ということで、通常の年賀状ハガキに半紙素材を貼ることのできるキットも教えて頂きました。 右写真は、私の隣に座っていらした方の作品。顔彩の金も一緒にパチリ。 左写真の上は、友人の書に村上先生が金の顔彩を入れられたところと、梅のお手本。 こちらは私の向かい側に座っていらした方の作品。右写真も含めて金の部分は先生によるもの。 馬の動的まるみを私も感じていたので、先生のぐるぐるはストンと腑に落ちました(右写真)。 私も先生に頼んで金色の顔彩を入れて頂き、ガラリと雰囲気が変わりましたface08 クリスマスカードは自分で銀色を入れてみました。銀は、光の加減で見える程度というのも好みで、とても気に入りましたicon14 早速、金と銀の顔彩も注文しました。 最後は、お隣さんの書に、先生が朝陽と金を入れられたものを。 馬の右耳がピンと立っている感じや振り返り加減が、色を入れることでより引き立って見えましたicon12 この日は初回のとき以上に顔彩の面白さを教えていただき、メンバーの9割が一気に顔彩を買い求めたくなるなど、こちらの教室、まだ始まったばかりですが、毎回刺激があります。 次回は2ヶ月後ですが、それまで、このワクワク感を持続するべく?というよりも年賀状書きやクリスマスがやって来ますので、次回の教室(来年1月)を待たずに顔彩を取り寄せてもらうことに~toyoda06 (いつものブログでも備忘録のつもりで書いていますが、筆あそび教室については、参加できなかった友人たちにも報告する意味もあるので、今後もできるだけ写真つきでアップしていきます。)