さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

写真楽園 ClubSEI 写真展 mind picture 心の風景

今年もまたClub SEI の写真展に行って来ました。 昨年はお目にかかれませんでしたので、2年ぶりに吉田 正(せい)さんともお目にかかることが出来ました。 また時間差で岡本 英(えい)さんとも再会できました。お二人とも意外にも還暦だったかと。   お二人とも前夜は飲んでいらしたようなのですが、早い時間から在廊なさっていてラッキーでした☆ 今年のDM(フライヤー)に使われていたお写真を撮影なさった田中重美さんともお話できましたicon14 撮った後から気づいたのですが、大きいポスターの前に立って頂いたら良かったなぁ~と。ご協力、有難うございました。 こちらの作品は、偶然にも「日本カメラ」6月号の銀賞にも選ばれたとか。「日本カメラ」も観てみよーっと♪ 右写真の連作もまた田中重美さんの作品。画角も私好みで、いろいろ詳しい制作秘話も吉田 正さんからお聞きしました。 贅沢な解説を伺いながら、デジタルになっても、現像をPCでやるにしても作業は同じなのだなぁ~と。かつて私もモノクロを現像していた時に(わずか数ヶ月のことです)、黒の中に見えるものをいかに出すかに注力するようによく言われていました。懐かしい~face06  こちらの水族館は広島にあるそうで。私がこちらの写真で好きなところは真ん中のお子さんのスカートのオーガンジーの感じ。それから水の色。こんなにグラデーションになっているんですねぇ~icon12 さて今年の写真展、気のせいか、目がいく作品にモノクロが多かったです。 そして私の気分だと思うのですが、雨の風景が、特に自分に刺さりました。 2階に上がると、はじめての企画で、「Club SEI with Freinds」と称して、関西在住のプロの写真家の方をはじめ、県内外で活動されている文学者、画家、陶芸家などのクリエイターの方々のお写真がズラリと並べられていました。SEIさん、来年もまた新しい企画を考えていらっしゃるようでした。 入って左手(三人目)の、ニット作家・淺田陽子さんの写真は、徳地和紙が使われているなど、写真とともに表現技法でも周りの注目を集めていました(左写真)。 本日、ご本人様にメールでお聞きしたところによると、徳地和紙は台紙のみで、写真は「エンボスシート」という和紙に近い質感の、市販のインクジェット用紙。その用紙に写真を印刷した後、和紙と質感を揃えるために、用紙の周囲1㎜程度を、線香で燃やされたものだそうです。 リンク先の淺田さんの作品にも徳地の手すき和紙が使われていて、素敵でした~icon12 防府市在住。 右写真は、造形作家で画家の岡本 英(えい)さんの写真もありました。これまた制作過程の話をお聞きしました。そして、「もう写真は今回限りだよ~。焼きが違っていたり再依頼したりして(お金も時間も)かかったしなぁ」ともicon47  ですが、早速、作品を買い取りたいという方もいらっしゃいました(ちょうど私と同じ頃にご来場なさった方で、偶然にも私の知っている方でした)。分かるなぁ~。写真ばかりでなく手作りの額装(台紙?)も雰囲気や手触り感(←触ってみたかったですが止めておきました)もイイ~感じでしたface05 英さんのバックに見えるのは、SEIさんの長年のご友人、写真家・江口愼一さんの作品。 マクロ写真などが10枚ありました。特に、蜘蛛の巣の色と幅に注目しちゃいました。 1階は近くで撮ってもOKですが、2階は遠目の雰囲気だけならOKとのことでした。にしても拡大し過ぎ? あ、そうそ、英さんの画廊「as it is」で、画家・岸田悦雄さんの個展があります。 10月5日(土)~12日(土) 10:00~17:00 岸田さんも県内在住の方で、80歳近い画家さんだそうです。 ClubSEI の写真展、毎年、多様な被写体やアングル、撮り方があり(今年はピンホールカメラもありました)、それに加えて文章を読むのも興味深いのですが、それらと同じぐらい、会場内の組み方も毎回、楽しみです!組まれているのは、搬入時にSEIさんがなさっています。 こちらの写真展、明日の23日までです。入場無料。最終日の明日は、17時まで。 会場内にいらっしゃるClub SEIの方々が皆さん気さくに話をして下さるので、ついつい長居してしまい、時間がアッという間になくなります~icon01 原田さん、毎年、私の跳びまくりの話にもお付き合い頂きまして有難うございま~す。 来年もその次も、ずーっと行きたいと思っています。 毎度アサイチですみませんicon10 Club SEIの皆様、これからも宜しくお願い致します♪ 写真展が開催されている赤れんがの駐車場は限られているので、私はできるだけアサイチ9時に行くようにしています。 見応え・魅力満載の写真展ですicon12 お時間のある方は、ぜひ。