ウィンターチョコレート(コニュニティトレード)
こちらも先日のわっか屋さんで購入しました。
一昨日ご紹介したエクアドル・サリナス村のフェアトレード・チョコレート(420円)より更にお高い、683円でした これまた帰宅してから気が付きました~
生チョコのようなプラリネチョコに、シナモンとコリアンダーが強く香る、濃厚なチョコレート
暖かくなって来ましたので、いつまでも棚の奥に入れておいてはいけませんでした・・・これまた急ぎ冷蔵庫へ(すでに油脂分が白く出て来てました)。
チョコレートの包み紙の裏にもビッシリ写真と文字で「地球食」について書かれていました。
こちらのチョコレートに入っている砂糖は、パラグアイなどの小規模農家が一丸となって農薬や化学肥料に頼らない栽培方法により作られたもので、子どもたちの歯の健康のためにみねらる分を多く含んでいるそうです。
創業30年を超えるスイスの生産者団体がそうした砂糖を広めたいと考えて、製造販売を始めたとのこと。
精製度の低い砂糖を見つけるために、アジアや南米でサトウキビを搾っただけの砂糖を見つけ、それらを安定供給できるようにして、およそ10年の歳月をかけて、製造過程や栽培している人が分かる原料だけをつかった、こちらのチョコレートの製造に成功したと書いてありました。
またカカオについては、ドミニカ共和国と共働プロジェクトを始めることにより、農家のモチベーションと品質向上にも貢献しているとも。そうして生まれた、こちらのようなチョコレートを「地球食」と呼ぶそうです。
食べる人が、作る過程に思いを馳せることができるような流通を創ること、世界中の風土に根ざしたローカルな食文化を交換し、豊かな生活を創る・・・。
フェアトレードの無農薬のカカオや砂糖を使い、 スイスの伝統的なチョコレート作りを守る工場で作られたチョコレートは、いつも口にしているスイスのチョコよりも更に濃厚でインパクトがあり、ちょっと癖になりそうです・・・とはいえ、お値段をみると躊躇しちゃいますが
最後に、「フェアトレードからコミュニティトレードへ」の一文を。
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「フェアトレード」は世界の南北間にある経済格差の問題解決を目指す貿易活動。
プレス・オールターナティブ(第三世界ショップ)は、1986年に、この活動を始め、現在は、国の枠を超えた地域の問題解決や新しい価値の創造を目指す「コミュニティトレード」を推進しています。
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ん!? ということは、私が東京に住んでいた頃(3年前)から、目黒には直営店があり、「あさ市」も開催されていたということですよね~。ぜんぜん知りませんでした
それと同様に、精製されていない砂糖や塩を意識的に摂取するようになったのも、山口に戻って来てからでした。
白い砂糖や店頭でよく販売されている塩よりも、きび砂糖や天然塩のほうがお値段も高かったりしますが、できるだけ精製されていないものの方がミネラル分も多く、体にも良いそうなので、Uターンを機に切り替えました。
もっともパスタを茹でたりする時には、通常の塩を使っていますが、味として加える時には、きび砂糖や天然塩などにしています。ちょっとお高いものということも手伝って、塩や砂糖を使う量が、以前よりも減ったような気がします(・・・気のせいかもしれませんが)。