N-3trois (エヌ・ トロワ)のプレオープン・ランチ
先月22日から31日までの10日間は、N-3trois (エヌ ・トロワ)さんのプレオープンでした。
そのことを知ってスグに友人と時間を調整して、ランチを予約しました~♪
こちらの写真2枚は、11月2日に友人が撮って送ってくれたものです。というのも私が訪ねた日は悪天候だったのでそれはブログの最後に載せるとして、やはり今日がオープン日なので晴れた日の写真が良いよね~ということで
さて、プレオープン中ということもあり、贅沢にもこの日は友人とふたりで貸切でした。
こちらのテーブルにつくまで10分ぐらい (それ以上だったかも!?) 立ち話をしていたような・・・
はじめまして~の野村シェフとのお話ばかりでなく、店内のあちこちに私の気になるものがあったのでテンションが上がったままに着席するまでに少々お時間がかかってしまいました
例えば、鉄造形作家・大山求さんのランプシェードが上にも左手にもありました。私自身は2年前に初めて大山さんの作品に出逢い、そのときからランプシェードも気になっていました。なので実際に建物の中に馴染んでいるのを拝見できてラッキーでした。
ある日のムニュ(仏;メニュー)です。
山口からフランスそしてまた日本へ~
アミューズは、カリフラワーのフォンダン トマトのクーリ、キャビア ド レギューム。
まず旅行の始まりは山口ということで、 馴染みの防府の間鍋竹士さんの器から。
続いて、アントレは、南西フランスのカゾジタから。
”OBENTO”は、Ikuyo pupier (ピュピエ育代)さんによるもので、お住まいのカゾジタのお庭の土から作られた2段重の蓋もの。上段の藁の上にある小鉢は、山口の大和佳太さんによるもの。
上段(左)は、仙崎産サザエのブルゴーニュ風とマグレ産カナール(鴨胸肉)の ロティー。鴨肉のそばにはオレンジとビーツも。
2段目(右)は、宇部産サワラのコンフィ、宇部 Toppin(トッピン)の野菜ピクルス。
秋のサワラは脂がのっていて、とても美味しかったです。Toppin(トッピン;5つの野菜栽培農家のプロジェクトチーム)のお野菜は私も宇部に来てからコープでよく買っています。野菜ピクルスの酸味が程よくていくらでも食べられると思いました♪
さて、南西フランスからそのまま南東のフランスへ移動。
スイスとイタリアの国境近くのサヴォア地方へ。
初めての、ラビオリ・ド・サヴォア。
ブルーチーズが大好きなので嬉しい一皿でした。
野村シェフによると、本来はヤギなどの2種のチーズを包みクリームなどで仕上げるものだそうで。N-3trois (エヌ・ トロワ)では、日本の方にも食べやすい2種類のチーズを包み、クリーム、フォンブランでスープ仕立てに。
旅は、フランスから北海道へ帰国。いよいよメイン料理です。
十勝牛のローストビーフ ソースムータルドは、テーブルでのカーヴィングサービス
中華料理の「北京ダックのカーヴィングサービス」にあたるもの?と冗談めかしに言いましたら苦笑い。ならばと、イタリア料理の「パルメザンチーズの中で仕上げるリゾット」にあたるのかなぁ~と言ってみましたが、これまた違うようでした
フランス料理のカーヴィングサービスがお初でしたので、これまたラッキーでした★
そもそもフレンチは私とは縁遠い料理と思って来たので、これからもっと知っていけたら~と思っています。
目の前で仕上げてもらえるお料理、しかも2人だけの空間でしたので周りを気にすることもなく好きに喋らせて頂きました~
といっても、スタートが予定よりも遅めだったり喋り倒した割には、予定通りに食べ進んでいたようで、デザートの時間は想定内で驚きました。さすが!
恐らく、これまでで一番よく料理人さんと喋っていました・・・野村シェフに感謝・感謝です
デセールは、洋梨のコンポート。宇部産のおいしい黒いちじくも添えられていました。
なめらかな自家製バニラアイスには可愛らしいペンタスの花が散りばめられていました。
「ペンタゴン」と同じ語源の「ペンタス」は5つの花びら。お味も好みだったので、家に植えてみたくなりました。
デセールには、COFFEE BOYさんの 「秋ブレンド」 でした。
N-3trois (エヌ・ トロワ) オリジナルブレンドで、春夏秋冬の4タイプがあるのだとか。
秋ブレンドは酸味が控え目で、コーヒーが苦手な友人も美味しいと言って飲み干していました
最後になりましたが、この日わたしが頂いたグラスワインは左写真の2つでした。いずれも私好みで、これまた思いがけなかったので、ついつい飲み過ぎてしまいそうになりました~
右写真は、帰り際にいただいた嬉しい手土産でした。これはまた後程アップしようと思います。
あ、そうそ、写真を撮り忘れましたが、ラビオリの前にご用意いただいたパンも美味しかったです。
バゲットは馴染みの『キャンベル』さんので、全粒粉の入った丸いパンは野村シェフによるもの。
「BALMUDA(バルミューダ)」は、今年になってInstagram(インスタグラム)の投稿でよく見かけていていたので、実物を見ることが出来て、これまた嬉しかったです。
お客様でご自由に~ということでしたので、友人と時間を変えて焼いてみました。その結果、丸パンは焼き加減でガラリと食感が変わり、友人と私の好みが真逆かもということを初めて発見しました
冒頭、オープン日ということで晴れた日の写真を借りてアップしていますが、個人的には曇り空の中にポッカリ浮かんでみえた白い建物も、雨で深~いグリーンになっていた裏庭の風景もとても印象に残っています。また、気さくでお話の引き出しの多い野村シェフにも驚嘆しました~
いよいよあと8時間ちょっとしたら、グランドオープンです
またひとつ宇部で行きたいお店が増えました。
野村公貴シェフとはこの日が初めてでしたが、シェフの味は昨年のワイン会で初めていただき、とても気になっていました。というわけで、プレオープンからお邪魔してみました。
次回は今月です、もちろん。いえ、たぶん・・・
ご興味のある方は、ぜひ。お休みは不定休で、要予約です。ビールはありません。
駐車場は、お店の前に6台分(詰めたら8台分)あります。
電話予約をする場合は、15~16時あたりが良さそうでした