玉響(たまゆら)手ぬぐい
昨年中にたまたま見かけた手ぬぐい、デザインが私好みでしたのですぐに注文。
昨年12月30日に届きました~♪
たまたまアートディレクター・酒井真理さんと知り合いだったので、酒井さんから購入させてもらいましたが、島根の玉造温泉にある「ホテル玉泉」さんで販売中です(ネット通販は、準備中らしいです)。
「出雲・縁結びリボンだるま」のなかのワンアイテム こちらの手ぬぐいは「総理(そうり)」という生地で出来ているので、うまく角質も取ってくれるそうで、届いた日の夜からお風呂で使っています。
今回はじめて知ったのですが、手ぬぐいの生地といえば、メジャーなのは「総理」と「特岡」の2種類だそうで、これらは使い込んでいったときの使用感もかなり違うようです。
「総理」は20番手の太め糸を使って粗目に編まれているので、吸水性と通気性が高い生地。
「特岡」は30番手の細い糸で、浴衣の生地に使われるなど、総理に比べて目が細かいのが特徴で、高級感もあり。
こう書くと、高級な特岡のほうが良さそうにもみえますが、手ぬぐい洗顔などを初めて試みるには、「総理」の方が泡立ちが良いので洗顔しやすいらしいです。キメが粗い分、空気を含みやすいので石鹸の泡だちが良いのだとか。
「特岡」はキメが細かい分、石鹸の泡立ちがクリーミーになるようですが、ただいま「総理」でも十分に肌すべりが良くて気に入っています♪ ちなみに石鹸は、『BAR NOBU』のカクテルソープです。
使い込んでいくと、「総理」はガーゼのようなふんわりした柔らかさになり、「特岡」はしっとりと手に馴染むような感じになっていくらしいので、これからも楽しみです
さて、到着した日にすぐ息子たちに見つかってしまったので、即日、お風呂で使うことに。息子たち、ただいま湯船で風船をつくるのにハマっているので、手ぬぐいでもやってみたかったようでした。
実際に使い始めると、長男が案の定、「これ、お湯に付けてズーッと観てると、目が一杯あるみたいで怖い~」と言い出しました。私は、このウネウネの密集感と色合いがたまらなくツボなのですが、確かに目にも見えますよね。お湯に浸かると更に色が濃くなるので、そう見えて来たのだと思います。
そこで、「ひとつだけ違う柄が混じっているんだけど、分かる?探してみてよ」と言うと、ふたりで探し始めて、唯一のリボンを見つけると、沢山の目の呪縛?から解き放たれたようで、また何もなかったかのように使っています。
これって、兄弟ゲンカをして弟に怒りをぶちまけたい気持ちで一杯の時の気持ちの切り替えとも似ているかも~と、後から思いました 怒りをコントロールするのは、このリボン探しと同じ感じなのかなと。
それから、こちらの手ぬぐいを手がけられた酒井さんに上記のことをお伝えしたところ、勾玉(まがたま)が水の中でぶつかり合って出る音(=玉響;たまゆら)をイメージデザインしたものなので、勾玉の真ん中のところは、目という解釈も十分に出来るでしょうね~とお返事がありました。
また勾玉は、胎児の形ともいわれていて、出雲は勾玉(まがたま)のメッカだというのも教えて頂きました。
それから、「手ぬぐい洗顔」が流行っているというのもどこかで読みましたが、私は初めて知りました。
今回たまたま好みの色柄の手ぬぐいがあったので購入。そして勧められるままに洗顔やお風呂用で使い始めたところ、気のせいかもしれませんが、顔の洗い上がりが良い感じです ゴシゴシやらないのがポイントらしいです。石鹸の泡をなでるイメージで優しく洗わないと、ヒリヒリ痛くなることも
さて、手ぬぐいが私の生活に一番近くなったキッカケは、7年前に阿佐ヶ谷から吉祥寺に引っ越した時に、マンションのお隣さんや上下の方々に、『かまわぬ』 ( ←昨夜の「疾風怒涛の“KABUKI”者 市川海老蔵に ござりまする」でも頻繁に登場していましたね~)の手ぬぐいを配ったことでした。
次にテーブルに敷くようになったのは、日日(にちにち)さんで、katakata(カタカタ)さんに出逢ってからです。手ぬぐいサイズもありましたが、希望の長さに裁断してもらうことも出来たので、センターテーブルクロスのように使うようになりました。
そして今回は洗顔。
手ぬぐい、これまで自分の生活に十分に取り入れている感じがなかったのですが(飾り程度)、今年は家族で手ぬぐいをどんどん使いこんでいこうと思っています♪
こちらの写真は一度お洗濯をした直後の手ぬぐいです。端の糸が出て来るのが気になるようだったので、いつか縫おうかなと思っていますが、今はひとまず、その都度、切っています