さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

病葉(わくらば)

半月ほど前から、葉が白くなって来ています。

しかもよぉく観ると、どの葉にも黒くて長細い虫が付いているではないですか。

アブラムシもようやく落ち着いたと思っていたのに・・・と、かなりショックを受けています。

アブラムシについては、結局、竹酢液(ちくさくえき)は全く効き目がありませんでした。薄め過ぎではないと思うので散布の仕方に問題があったのかもしれませんicon15 

ですが、周囲に聞いた限りでは、やはり殺虫剤でないとダメだよ~との意見が多数でした。口に入れるものなので、それは出来ないと思ってアブラムシ駆除をあきらめました。

あきらめた頃に、ご近所さんが雑草を全て刈り取られたこともあり、アブラムシは見かけなくなりました。

 

ちなみに、ご近所さんで増殖していた問題の植物は、「スイバ」でした(左写真)。

黒く見えるそれら全てが、アブラムシでした。

「ギシギシ」とも似ていますが、あれは間違いなく「スイバ」でした。花が赤味を帯びていたので。

で、右写真は、いまはもう枯れてしまった、ありし日の深山ラッキョウ・・・黒い粒々はアブラムシです。

そんなアブラムシのことも思い出しつつ、いま直面している新たな害虫に辟易していますicon11

そうしながらも、今年も昨年も羽嶋(はじま)松翠園の樹木医、羽嶋直美さんが力説なさっていた言葉を思い出しています。

害虫は別モノだと思いたいところですが、もしかしたら全ての原因は土にあるのかなぁ~と。

そんなことを思いながら、ふと頭に浮かんだ句をひとつ。

「病葉や 大地に何の病ある」  高浜虚子

中学生の頃だったか、「慮(おもんぱか)る」という漢字や言葉の響きを初めて知った時に、あぁ日本語にはステキな語音があるなぁ~と思ったのですが、この「病葉」を「わくらば」と読むと知った時にも、何ともいえない衝撃にも似たインパクトがあったのをよく覚えています。

・・・といっても、この句を知ったのも「わくらば」を知ったのも社会人になってからですがicon10

さて、少し現実問題から離れてみましたが、やはり土を総入れ替えしなければ今後もうまくいかないでしょうか?←だれ彼となく問いかけたくなっている気分でして・・・ほんとうに悲しいです。これまで色々なものを育てて来ましたが、今回ほど虫などにことごとくやられてしまっているのは初めてです。

こちらの2枚の写真は、たったいま撮って来ました。

 

病葉になってしまった原因も虫の名前も分からないまま、ドラッグストアで2種類の薬を買って来ました。JAにも行きましたが種類が多過ぎて&周りにお聞きしても的確なアドバイスも得られなかったので、選択肢の少ないドラッグストアに行きました。

薬の散布をして3日目。ブラックペッパーミントの新芽が出て来ましたが(左写真)、他はあまり変化が見られず・・・。

病葉は、先日の寄せ植え教室でつくった鉢とは離れた場所なので、運良く寄せ植えの鉢は健康的に花が咲いていますが、マリーゴールド、ケイトソウ、ブルーサルビアは持ち帰って半月もしないうちに枯れてしまいました。

土が全てでもなさそうです~face06

そう、いま病葉が広がっているプランターの多くには、とても巨大なミミズが住み着いているので、入れ替えをしたことは未だに一度もないですが、そんなに悪くない土だと思うんですよね・・・。

う~む、悩ましいですicon11