さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

スリングの装着持久時間

後程~と書いていたことが、これまた翌日になってしまいまして申し訳ございませんicon10 最近よくある質問について、少しばかり書いてみたいと思います。 相変わらず、スリングから出ている足についての質問も多いのですが、これは実際に講習会などで一緒にやってみることが一番の近道のようですので詳しくは書きませんが、基本的には、「足をスリングの中に入れること=正しい入れ方」というわけではありませんので、足が出ているかどうかにはあまりこだわり過ぎないのが良いと思います。 それよりもスリングの中にお子さんを入れた時の座る位置、お尻をポーチ(=赤ちゃんの入る場所)のある程度、深い場所に置いてあげることに注力してもらうことのほうが重要です。特にこれからの寒い季節は、肩まですっぽり布で包んであげると、随分、違いますので。また動きの出てきたお子さんだと体の半分近くがスリングから出ていると、すぐにユルユルになってしまうことも多いかと・・・。 また、足をスリングの中に入れてあげると靴下いらずで、子供自身も丸まったような格好になりやすいので眠りに入っていきやすいというのはあるかもしれません。ですが、嫌がるのを無理に入れるのも良くないので(・・・子供も大人と同じで気分があると思いますので、一度ダメだったとしても違う場面でまたやってみると意外とうまくいくこともあります)、足を出す時にはレッグウォーマーなどを履かせてみられてはいかがででしょうか。 講習会にいらした方々には即席レッグウォーマーの作り方もお教えしていますが、レッグウォーマーは外出時にちょっと持っていると便利だと思います。手首、足首などを温めてあげることが大事なので、靴下よりもレッグウォーマーを持ち歩かれることをオススメしたいところです。ただ今週末(明日)のように雪が降りそうな時は、さすがに靴下も履かせてあげたほうが良いでしょうが・・・icon04 さてタイトルにも書きましたように、ここ最近もっとも多いのが、「スリングはどのぐらいの長さ、やってても大丈夫ですか?」という質問です。 なぜ多いのかといえば、年末年始にバーゲンに行きたい、ちょっと家族で小旅行に出かける予定があるかららしいのですが、そういった特別なお出かけでなくとも、日頃のちょっとした場面でも意識してもらえたらと思います。 例えば、皆さんは、スーパーでの買い出しには平均どのぐらい時間がかかっていますか? 私は慣れた場所だと15分足らずですが、今週はじめて近所のスーパーの火曜市に出かけてみたところ、陳列も目玉商品もよく分からなかったので、つい時間をかけてしまい20分近くスーパーの中をうろついてしまいました。(正確にはレジ待ちがかなり長かったので、ヨガの時間に間に合うか、かなりヒヤヒヤしましたicon10) お子さんにもよるでしょうが、うちの息子の場合(スリングの中であれば)、買い物は動き回ることが多ければ40分は余裕で付き合ってくれます。これがレジ待ちなどで立ち止まっている時間が長いと、30分ともたないことも、たまにあります。 もたない時はどうするのかというと、抱き方をチェンジして見える風景を変えてあげるようにします。恐らく、彼自身もギリギリまで我慢しているのでしょう・・・、ちょうどレジで自分の番が回ってくる直前に、通常のたて抱き(腰抱き)から、カンガルー抱っこ(前向き抱っこ)にチェンジすることが一番多いです。そうして前を向いたついでに、カードをかざすのをやってみることもあります。 さて持久時間についてですが、体重が10キロぐらいまででしたら1時間は余裕だと思います。私は兄弟ともに1歳半ぐらいまでは、2時間ぐらい抱っこしてあちこち行っていたような覚えがあります。 そういうと「重くないんですか?よく持ちますね」と言われますが、私の場合、「見たい」「行きたい」気持ちが先立つのか重さよりも子供がいかに騒ぎ立てずに付き合ってくれるかのほうが気になってしまうんですよね・・・icon47 実際は歩き回っているので、子供も風景が変わって、しかも私の声を顔のすぐそばでよく聞こえるので、機嫌よく付き合ってくれます。 これも習慣なのかもしれませんが、ベビーカーよりも近い場所にいつもいるので、語りかけを意識的にしなくてもつい話しかけるようになってきます。ただ、いまだにスリングの存在を知らない方からはよく二度見されたり振り返られたりします・・・。 「なに?独りごと!?」と、怪しいひと扱いなんですよね・・・face04 スリングの認知度まだまだですicon11 そういえば長男の時も、井の頭線に乗っていると(始発はすいていたので声をかけやすかったというのもあると思います)、よく不思議そうな顔をされていました。「そんな小さい子に言っても分かるの?」と。 子供が本当に理解できているかどうかは後々になってみないと分からないですが(私自身は意思疎通が出来ていると思ってやっていましたが)、自分の顔のすぐそばにある子供が何かをアピールしてこようとしたら、自然と言葉が出て来るのは誰しも同じなのではないでしょうか。むしろ、その状況で黙ったままのほうが不自然かな~と。なので、スリングに子供を入れ始めた瞬間から今日まで何かと声をかけて来ました。そして、そのことは講習会でもよくお伝えするようにしています。 「これからしばらくの間、買い物に付き合ってね」とか「今からスリングに入れるよ」など、必ず声をかけてみて下さいと。 言葉そのものを理解しているかどうかよりも、まずは、そばにいる子供にサインを送ってあげる行為そのものが重要だと感じています。そうしてあげることにより、子供もとりあえず、「お母さんが何か私に言ってきている」と意識し、次の行動もしくは状況に(心を)備えるようになってきてくれることでしょう。 あ、ごめんなさい。スリングの装着時間についての話でしたねicon10 戻りますねicon14 先程、体重を目安にして持久可能時間をお伝えしましたが、個人差もあると思いますので、もし肩や背中に重さがずっしり来たと思われましたら、どうぞ一度スリングからお子さんを降ろして休憩なさって下さい。もしくは、肩のパット部分を腕の方向に少しずらしてみて下さい。 もし急ぎスリングを装着して肩のパット部分が思いっきり首のすぐ近くにあったりすると、通常よりも疲れやすいと思います。 肩パット部分をずらす時に、そこだけを持って動かそうとする方が多いですが、そうすると、お子さんの体重も一緒に並行移動させるようになるので、重くてなかなか思うように出来ないと思います。そういう時は、お子さんのお尻を少し持ちあげつつ、肩パットの位置を腕のほう側にずらしてみて下さい。 あと、お子さんの様子によっては途中休憩が難しそうであれば(スリングから出したらぐずりそうという場合)、とりあえずママさんの体を休める意味で座ってみて、その時にお子さんのお尻とご自分の膝の間にバッグなどを挟んでみて下さい。そうすれば、膝の上は重さがありますが、お子さんのお尻がバッグの厚さによって浮き、少しだけ肩にかかったスリングが浮くはずですので。 私はこの方法を、よく電車に乗っているときに活用していました。折角、電車の座席に座ったのに、肩に歩いているときと同じほど子供の重さがかかっているのでは休憩にならないので、手持ちの厚みのあるバナナ型の鞄を膝の上に乗せて、その鞄の上に子供のお尻を乗せていました。もちろん、息子のお尻に私の膝よりも硬いものが触れていることもあったので、その時には「鞄をどけて」と言わんばかりに足をバタバタさせたこともありました。そういうときは渋々、鞄を外すのですが、電車の揺れで寝てくれたら、またそーっと鞄を挟むようにしていましたicon22 本日はこれまた過去最長となってしまいましたがicon10、これからの年末年始、更にスリングを活用して頂けたらと思います。(年末年始も通常と変わらずメールなどは受け付けておりますので、疑問・質問などいつでも気軽にお寄せ下さい。) 最後になりましたが・・・バーゲンであれば、激しく動き回られるでしょうから、2時間ぐらいは大丈夫ではないでしょうか?(その2時間のうち1時間ぐらいは寝ていると思われますが、他の方がスリングに気付かずにぶつかってこられないように、どうぞお気を付け下さいねicon10) できればスリングの中でちょっと口に出来そうな、お子さんの食べ物や飲み物もあると良いかもしれませんね。 写真はスリング内授乳で、左の後に右を飲んでいるところ。分かりやすく折り曲げたものが、右写真。   以前のブログではチェンジ後の授乳は横抱きで~と書きましたが、本人が協力してくれれば、たて抱きのまま飲ませることも可能です。 スリングは、4年ほど使い込んだ紺色。洗い過ぎ&日陰干しを徹底してこなかったので、このようなジーンズ並みの色落ちになってしまいましたface07 他色の生地は均一に色落ちするタイプのようです。