さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

お茶漬けブーム

あと17日したら、長男は4歳。次男は、ただいま1歳8ヶ月になりたて。

そんな彼らに、先月から、本格的な「お茶漬けブーム」がやってきました。

以前から、朝、食が進まない時の家人が食べるのをお裾分けしてもらったり(なぜか彼らは私が食べていても欲しがらないのですが、夫が食べていると、必ず、同じものを食べたがります・・・icon11)していましたが、最近は自ら「お茶漬けがイイ!」と言ってくるようになりました。そして他のおかずは全く食べません。

これは「お茶漬けブーム」前からあった、「ふりかけブーム」の時からなので、少々気になっていたのですが、彼の言い分としては「幼稚園で全て食べているから家では白ごはんだけで十分」なのだそうで・・・。これまたラッキー(食事の準備が少なくて済みますからね~icon28)なようで、少し寂しい&悩ましいところです。

というのも、次男が、この長男のブームに毎度のように乗っかっているので、長男の2歳前の頃ほど野菜など摂っていないな~と思ってみたり。もちろん同じである必要もないのですが、お互いがいい影響を受け合って欲しいと、勝手なことを願ってみたりするわけですよ・・・。

ですが、5歳ぐらいまでは「ばっかり食べ」や「ムラ食い」があって当然!とアドバイスされたこともあるので、どこかしら通過点として眺めている私もいたりします・・・。

また、このアドバイスには続きがあって、「入園したり入学したら、それぞれ、そこには社会があり、『社会食べ』という、周りに影響されて食べるということがあります。また一人暮らしを始めたり好きな人が出来ると、そこでまた食生活や食の好みに変化が出て来ます。なので小さい頃の、そのときどきで四苦八苦しないほうが良いですよ」とのことでした。

このアドバイスは、東京にいた頃にいくつかの(市が開催する無料の託児付き)食育講座に参加した時に聞いたものです。当時はまだ1歳前で実感がありませんでしたが、今はとてもよく分かります。

確かに私自身を振り返ってみると、一人暮らしを始めた途端、好きキライがほぼゼロになりました。

それは、大学の先輩の紹介で始めた高級中華料理店(当時はまだグルメブームでしたので、そのお店も客単価1万円以上)のアルバイトのまかないがキッカケでした。

出てくるものが全て美味しかったというのもありますが(当時の料理人の多くは、今、関西のいろいろなホテルで料理長を務められています)、仕事のみならず全てにおいて周囲の大人の方々に付いて行きたいと思っていたのか、食べ残したりするのが恥ずかしくて、何でも食べていたような記憶があります。そうやって口にしてみると意外と美味しいものもあったりして、それまでの食のイメージががらりと変わりました。

なので私にとって「食」のターニングポイントは、19歳でした。

ところで、お茶漬けにも色々とありますが、丸美屋のこちらは、器にあるように、黄緑色の味玉がゴロゴロ入っていまして、見た目には可愛いのですが、息子たちには辛過ぎるようでした。

ちなみに器は、友人が息子たちのために制作してくれました。

彼女の出すグリーンが好きで、わが家の普段使いの御飯茶碗は全てグリーンです。

▼陶芸作家・宇多田理恵 (山口には、ウタタとウタダの両方があるそうで、彼女はウタタです。)

http://www.utata.tv/

彼女の昔の作品であれば、防府駅近くにある「居酒屋 わりかん」で見ることが出来るかと。私もしばらく夜の外出をしていないので最新情報ではありませんが、かつてはそうでした。