オリーブの木の幼虫
先週の朝のこと、長男が「おかあさーん、大きい虫がいるよー」と叫ぶので行ってみましたら、綺麗な色の幼虫がオリーブの木でのけぞっておりました。
「おっ、これはアゲカかな~。生まれたての蝶ちょはキレイだから、このままにしておこうね」と言って、何かしら手を出したいような息子たちを説得して、幼稚園に送り出し、私は、しばらく観察・・・。
観察がてら写真を撮り、それをFacebookにアップして友達だけに公開。
すると程なくして、虫に詳しい陶芸家さんから、「ツノがあるようなら、スズメガかもしれませんよ」とコメントがあり、「あ、やっぱり、あのツノが曲者(くせもの)だったんだ~」と、ひとりショック
分かりますでしょうか?オリーブの葉に接触している部分に、少し黄色がかったツノがあるのが。
しかしながら、ここでショックを受けている場合ではないと思い、すぐに対処法を検索。
小豆島の山田オリーブ園さんのブログに、「捕殺すべし」とあるので、まずは捕獲!
どうやって捕まえよう???
まずは割り箸で・・・と、つまみ出すことを思い付いたのですが、ちょっと触れただけで、グニャッと体を曲げて抵抗されてしまい、どんな虫でも大丈夫!と思っていましたが、ポキッと心(勢い)が折れてしまい、直接、捕獲するのは中止。
そして枝を折ってビニールに入れてグルグル巻きにして、ゴミ箱に捨てました
翌日がゴミの日で良かった~
これで、一件落着。
こちらのスズメガ、オリーブゾウムシとハマキムシと合わせて、オリーブの三大害虫のひとつ。
またスズメガは、若齢幼虫は体が小さく、色も目立たないので発見されにくく、終齢幼虫に近づくと体長・体重が著しい増加を見せ、今回のケースと同じく、ある日、忽然と出現したような印象を与えるのも特徴とも・・・。
スズメガの種類によっては、幼虫時代に消費する食草の9割を、終齢幼虫の時期に消費するそうで、どうりで、この幼虫が出現する直前に、それまで見かけたことのなかった黒茶色の大きい糞が大量に周りに落ちていたんだ~
・・・納得
そう考えると、まだ他にも若齢幼虫もいるのかも
と心配になり、ここ数日は、オリーブの木をいつも以上に細かく観察中・・・。しながら、Facebookと陶芸家さんにしみじみ感謝しています~
今のところ、新芽を食べられた様子もなく、初めて花も少しずつ咲き始めているので、先日のあの一匹だけだったのかなと胸をなでおろしているところです。て、まだ安心するのは早い?
ちなみに、こちらのオリーブの木は、いまの家に引っ越して来た1年半前に自分で植えたものなので、とーっても思い入れがあります♪
当初、いろいろな花屋さんを回って探しましたが、どこにも自分の好みの形のオリーブの木がなく、しかも市場で仕入れて来てもらうにしても鉢ものだからでしょうか?思った以上に高かったので、自分でせっせと植え込みました。
購入先は、親切に細かく植え込みのアドバイスもして下さった、ナフコ。
お安く、しかも形もこれから~という感じでしたので、オリーブの木、土、木製のバケツ(多分もっとオシャレな名前があるんでしょうね~
)の3点を購入。
根元には数種類のアイビーを、ふらり買って来ては植えていますが、この組み合わせ、イオンタウンにある植え込みに、この組み合わせが多いんですよね~
何となく思い付いたのですが、一般的によくある組み合わせなのですね・・・
あ、そうそ、美しい蝶ちょの幼虫だと信じていた息子たちには、翌日そっと教えてあげました。
私ほどにはガッカリしていませんでしたが、また一目、観てみたかったようでした・・・。










