さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

北九州市の震災ガレキと、防府市での定例会

昨日は、4月末に参加した防府ガレキ受け入れ勉強会で知った、環境と自然エネルギーを考える市民の会の定例会に、初めて参加して来ました。といっても開始時間の13時には間に合わず、13時半から15時まで参加させて頂きました。 まず、平成24年度第1回議会報告会に参加してきた方々からの感想をお聞きしました。 (上記リンク先の情報は、防府市広報 5月1日号の14ページにも掲載されています。) 様々な地区で、いろいろな議員さんのご発言があったようで、とても興味深かったです。 例えば、市長がガレキ受け入れを表明したものの、実行されるのは1年後ぐらいだろうと考えられている市議さんがおられることや、ガレキではなく流された工場などの企業の受け入れについての意見があったことなど、次回もし昼間に開催されるようであれば、是非とも参加してみたいと思いました。 また定例会とちょうど同じ頃に、『「瓦礫(がれき)阻止!北九州1万人アクション」みんなで止めよう北九州!』という動きが北九州市でありましたので、その様子も、私は気になっていました。 石巻市の瓦礫を積んだ22台のトラックが19日(先週土曜日)に宮城県を出発。そしてコンテナではなく(袋に入れられ)野積みされたトラックが高速道路を走り、22日に北九州市の日明(ひあがり)積立基地ストックヤードに搬入され、23日(あした)試験焼却の予定だそうです。 「北九州のことなので関係ない」というお考えの方はまさかおられないと思いますが、震災ガレキが、無害だと考えておられる方はひょっとしておられるかもしれませんね・・・。 先日の勉強会後に、私の周りのママさんやご年配の方々とお話する限りでは、「どうしてそんなに反対する必要があるの?助けてあげたらいいじゃない」という意見が圧倒的でした。 私も安全なガレキであれば何ら問題ないと思っていますが、全量測定がなされずに、かつ、一般のゴミ処理場で、日常のゴミと一緒に焼却するらしいと聞いて、とても恐ろしいことのように感じていますが、大袈裟でしょうか? 昨日の様子は、USTREAM にも早速アップされています(1時間41分)。 USTREAM中の「瓦礫 検討会」の記者会見に登場している方々は、次の通り。 青木泰(環境ジャーナリスト) 木下黄太(放射能防御プロジェクト) 山本太郎(オペレーションコドモタチ;タレント) 豊島耕一(佐賀大学教授)            他
私は北九州市まで行くことは出来ませんが、昨日もここ山口県からも多くの方々が、集会やピースウォークに参加されていたようです。 ▼ブログ「小出裕章さんのお話を聴く会 スタッフブログ」でも様子がアップされています。 http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/c/6216872a355346fd6e99172e42bbf827 宇部市下関市山陽小野田市の方々は、特にご注意くださいとありますが、防府でも・・・。 ▼防府市岡本畑さんも北九州市まで行かれていたようです。 http://d.hatena.ne.jp/Small_Vegetable/20120521/1337601856 ここ防府では受け入れ表明をしたものの、北九州市のようにスグに搬入となっていないので、今スグそばで起きている様子をみて、デモや電話抗議以外の手立てはないの?と思われる方もあるかもしれませんが、ここまで来てしまったら、そのような市民行動を起こすしかないそうです。 それから昨日はじめて知ったのですが、防府市よりも先に山陽小野田市でもガレキ受け入れ表明があったらしいのですが、それを知った市民の方がすぐに市内ばかりでなく周辺の方々にも呼び掛けて抗議電話などをしたところ、白紙に戻ったということもあったようです。 いま防府市では、反対の声が市議さんたちに十分に届いていないので、賛成派ばかりなのだと理解されているとの話もありました。 直接、議員の方々への反対意見を出す場面はなかなかなくても、まずは近くの自治会長さんに申し出てみるだけでも違うそうです。まずは動くこと! いやいや、反対も何も、なぜそこまで躍起になっているのか分からない、反対する理由が理解できない。そもそも内部被曝とは何ですか?という方は是非、次回のルルサス2階で開催される定例会(6月18日 13時~)に参加してみて下さい。 また6月23日(土)には、藤田祐幸(ゆうこう)さんによる講演会もあるようなので、そちらに参加してみられてはいかがでしょうか。前売り券500円は、アスピラートでも購入できますが、直接購入のほうが会としても助かるようですから、私も前売り券やチラシをわずかばかりですが預かって来ました。 ご興味のある方はどうぞ気軽にお声かけ下さい。出来るだけ常時携帯しておきますので。 また最新号の「ほっぷ」に入っていたらしいのですが、山本久江議員あての封書にも、是非とも、ガレキ受け入れ反対のご意見も書くべきとの話もあり、今朝ほど、そのアンケート用紙と封書を急ぎ探しました(きのう言われるまで、そういったのが入っていたことにも気が付いていませんでしたicon10) 昨日、環境と自然エネルギーを考える市民の会のひとり、彫刻家・山本さんからの、「(山本久江さんが所属される)共産党を応援したくないから、アンケートに協力しないというのではなく、まずは一緒に動いてくれる議員さんをみつけてみるのも大事ですよ!」という言葉に突き動かされて、今朝は探し出しましたicon01 以上、ガレキ受け入れに関して反対という意見が見え隠れする文面となっておりますが、ご紹介した定例会や藤田藤田祐幸(ゆうこう)さんの講演会では、そういった反対意見に向けての話ではなく、まずは、震災ガレキの現状を知っていきましょう・意見交換しましょう~という場になっています。 私も昨日わずか1時間半だけでしたが定例会に参加してみようと思ったのは、いま震災ガレキについて報道されていること、起きていることについて、少しでも正確な情報を得たいと思ったからです。 先日の勉強会の後に、たまたまテレビで知った、海外(サイパン)へのガレキ輸出の可能性や、ヨーロッパでの自然エネルギーへの切り替えの道のりについて(そういったことにも興味・関心を向けている)誰かときちんと話してみたいというのもありました。 ただ前述した通り、その場で結論(賛成・反対)を出しましょう~という会ではなく、いま自分が出来ることは何だろう?と一緒に考える場に参加することができ、とても貴重な時間となりましたicon14 ・・・と、書きながら、北九州の現状況です(といってもブログのアップは昨夜中)。 ▼きょう22日も引き続き、人の鎖で、ひとまずガレキを阻止できているようです。 http://hinanohanasi.blogspot.jp/ 「少しでも危険であるものは予防的見地に立ち、絶対に受け入れてはいけません」と、上記ブログにも書いてあるように、私もその気持ちが強いです・・・。 ところで、もし、ここで中止することが出来たとして、また高速道路をひた走って戻って行くとは考えにくく、焼却を実行されるのも困りますが、中止した先のことも気になって仕方がありませんicon17icon10