リングなしスリングもたっぷりのスリング講習会
今朝は、イオンタウン防府のアカチャンホンポの隣にて、スリング講習会がありました。
今日は、2組の方がリングなしスリングで、2組の方がグーグースリングのユーザーさんでした。
まず、Natures Sway(ネイチャーズ スウェイ)で3ヶ月のお子さんを、たて抱き(左写真)。
右写真は、ババスリングで5ヶ月のお子さんをカンガルー抱っこをしてみられたところ。
できれば、お子さんは、ママさんの顔の真下あたりに来るのがバランスが良いと思います。
いずれもリングなしタイプのスリングなので、お子さんを入れる前に、バックルを調整して理想的な長さにしておきます。お二人ぐらいであれば、いずれも出来るだけ引いておいて、ちょうど良いです。
ただ、抱き方によっては、十分に引き切っておいても大きかったりしますが、いずれも縫い上げるのは、ちょっと厳しいかもしれませんね
続けて、グーグースリングでも、カンガルー抱っこを試してみられました。
右写真のは、ポーチ(赤ちゃんが入る)部分にクッションが入っていない、スリムタイプです。
初めてのスリング内授乳をたて抱きのまましているうちにお子さんが寝入ったということだったので、足を閉じて合わせて右側へ。頭が左手側(左写真)。
ちょっとした食事や家事の際には、目の前では気にかかるので、少しばかり横に移動(右写真)。
見た目は、斜めがけバックさながらですが、横抱きで寝ている時にはコレが結構、便利です
続いて、生後1カ月の赤ちゃんを新生児だっこしてみられたところ。
ちょっと埋もれている感じなので、右手を右側(リング下)から入れて、お子さんの位置を微調整
体が斜めに入るような感じで、もっと頭だけがポーチの上側に来るように入るのが理想的です。
最後に、2歳7ヶ月のお子さんをたて抱きに入れたところを、パチリ。
足は出しても入れてもどちらでもOKですが、こちらは久しぶりに両足を入れてみてもらいました。
もうお一方、10ヶ月のお子さんと一緒にご参加くださったママさんもいらしたのですが、反り返ったり、あちこちをハイハイで動き回っていらして、撮り忘れていました。ごめんなさい
その方の課題は2つありました。
まず、最近になって、スリングに入れるとママさんが苦しい感じがするということでしたので、正面に入れるのではなく、始めから腰骨の上に降ろすように入れてみて下さいとアドバイスしました。
それから反り返る時には、ママさんも一緒に付き合ってあげたほうが良いでしょう~とも。どうしても反り返るとなると、「やっちゃダメ、ここに入ってなさい」とスリングの中に戻そうとすることが多いかと思いますが、お子さんの気持ちに寄り添ってみるというのも、意外と良い方向にいったりしますよ
「反り返る=スリングから出たい=もっと遊びたい」という意思表示の場合もあるかと思いますが、ただ単に、「退屈~っ」といった具合の気分で、反ってみたりすることもあります。
その時には、スリングに入れたまま、お子さんが体を向けたがる方向に付き合ってみて下さい。つまり、ママさんも体を前に曲げてみるのです。それで上機嫌になることもあれば、おぉーっ、こういうことも出来るんだぁ~
と、瞬間的におののくかもしれません。まずは、試してみてはいかがでしょう?
それから、この方も、そして講習会後にバッタリ出くわしたママさんもおっしゃっていましたが、ちょうど歩き始めや動きが活発になって来た頃に多い、スリングに入りたくない、もしくは何らかの自己主張が始まってスリングを使うのが億劫になっているママさん、意外と多かったりします。
それでも日々のスーパーでの買い物で、お子さんをカートに乗せて上の子の手を引いて~というのは大変だったりするので、やっぱりまたスリングに入って欲しいと思っていらっしゃるママさんの声をよく耳にします。
そういったママさん向けの講習会ならぬ座談会を企画してみようかなと、本日また思い付きました。
勿論、スリングへの入れ方のコツもありますが、それと同じぐらい重要なのが、お子さんとの対話だったりします
説得ではなく、交渉だったり、お子さんの気持ちを一緒に整理してみることによって納得してもらい、協力してもらうという感覚に近いと思います。
それは、何もスリングに限らずなのかもしれませんけどね・・・
コミュニケーション(気持ちの部分)については、即効性はなくとも、何かしらの変化や展開(急にまたスリングに入ってくれるようになった)などがあるようですから、やってみる価値はあると思いますよ~♪
長くなりましたが、本日ご参加いただきました4組の皆様、ありがとうございました~









