さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

赤ちゃんの姿勢と歯並びの関連性

遅くなりましたが、2017年が始まりました。

こちらの写真2枚は今年1月1日の初日の出をiPhone6で撮りました(時間経過は、左→右)。

きょう1月4日から出社の方や、今日が2017年の開店初日だったりした方も多いでしょうか。

よぉし、私も今日から始動だぁ~っと思っていたのに既にあと数分で1月5日ですicon10

というわけで、いつもより早いですが、本題ですhutaba

昨年10月27日、防府で開催したスリング講習会に、熊本から母思野(はやし)の林さんが講習会にご参加されました。

その帰りがけに気になるお話があったので、昨年末により詳しい情報を送って頂きました。

以下、林さんからの情報をほぼそのまま転記します。

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首が据わる前は、重力に対してまだ筋力が追いついていないので、縦抱きをして重力がかかると、赤ちゃんは首が硬くなってしまいます。

硬くなってしまうと舌も動きにくく、おっぱいを飲む力が育ちにくくなってしまいます。

おっぱいが飲めない(=舌の動きが悪い)と顎の成長に影響を及ぼし、将来の歯並びにも影響が出ます。

同様に、口呼吸も、身体や歯の成長に悪影響を与えます。

背骨は、産まれた時のCカーブ→腰が据わって「も」の字→歩くようになってS字を描くのが正常です。

しかし、新生児期から縦抱きをしたり、腰が据わる前から補助道具を使って座らせたりすると、この背骨の成長がうまくいかず、ストレートネックや呼吸の浅い子供などに繋がっているようです。

▼参考サイト(林さんと一緒に活動されている看護師さんから教えて頂きました)。

http://ameblo.jp/39luna/entry-12227861496.html

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スリング講習会では新生児の縦抱きは基本的に勧めていませんが、お子さんの気分転換になるぐらいの短時間であればOKとお伝えしています。それは林さんも同じようでした。

熊本の一部の地域だけかもしれませんが、最近は産婦人科で新生児の縦抱きを勧めているらしく、熊本の歯科医師の方が嘆いておられるそうです。

抱っこの補助道具で、スリング以外の新生児から使えるものもありますが、CカーブでM字開脚になっているとはいえ、たて抱きです。たて抱きしか出来ないタイプもあります。

成長に合わせて、横抱き~縦抱き~腰が据わったら足を出すことも出来るスリングは、姿勢にムリがないばかりでなく歯並びにも無理がないのかもしれませんね。

近年のスリング講習会では、スリング以外の抱っこの補助道具についても質問をされることが多いのですが、上記のような姿勢についてはあまり話して来ませんでしたが(・・・そもそも使う目的が明確に違いますので)、歯並びとも大きく関連しているようなので、今年からは新たな情報としてもお伝えしていこうと考えております。

もちろん、ここに書くのと同時に、県内の様々な歯科医師の方にもお聞きしてみたいところです。

近年になって流行っている抱っこの補助道具だと口がポカンと開いていることが多いという意見もあるのですが、私自身は未だそういった赤ちゃんを見かけたことがありません。ただスリングに比べると落ち着かない姿勢のせいか口元が異なるように見えていたのは感覚的にですが、ありました。

年始早々に書く内容でもないのかなとも思いましたが、昨年も今年も周りではベビーラッシュなので、とても気になるテーマだと思いましたので、急ぎご紹介しました。

また皆様からのご意見、気になることなどあれば教えて頂けますでしょうか。私自身も常に情報を新たに上書きしていきたいと考えております。

どうぞ本年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。