さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

「和」と発表展示のお知らせ(筆あそび教室)

今月の筆あそび教室では、2年に一度開催されている教室合同の発表展示についてのお知らせがありました。村上真実先生の持っていらっしゃる教室すべての生徒さんの作品が集合・・・少々ドキドキしますが、なかなかない機会なのでワクワクしますicon14 まだ日程も場所もこれからのところですが、10月の開催のようなので、今年11月のデコアの前月ということになるかと。バタバタしないように、今からシッカリ準備しなければ~っっicon16icon10 さて今月も先月に引き続き、鈴鹿(すずか)墨を使ってみました。 前回は紫がかった「雅(みやび)」でした。今月は新たにほんのり黄色がかった「月」を試用。また自分用に硯と「樹(き)」を購入したので、これも使ってみました。ほんのり緑がかっているようでしたが紫ほどではありませんでした。もっと擦れば違ったかも!? 写真はいずれも「樹」を使ったものです。 左右ともに、上側は「墨→水」の順に、下側は「水→墨」の順に筆に含ませて点を書いた(筆を半紙に落とした)ものです。 違いは、墨が残るか水跡が残るか・・・コレを意図的に使い分けできるようになると、またひとつ楽しいのかなぁと。備忘録です。 そして、こちらが村上真実先生が鈴鹿墨で書いて下さった「和」です。お手本にはないタイプのを書いてくださり、また刺激をもらいました。 上の「和」は、カンディンスキーのような直線と球のように見えました。 そんな具合に「和」を行書、楷書も含めて時間をもっとも使って書きつつ、最後に急ぎアザミの花も描きました。アザミが筆の質感と似通っていて何度も練習したくなりましたが、タイムアウト~っっface08 発表展示のテーマのひとつ「遊」または「游」も、たっぷり練習しました。使えそうなのもあったものの、他の字も上から書いてしまい、アウトとなりましたicon47icon10 「遊」は、道(目的)をもって遊ぶこと。 「游」は、自由 気ままにユラユラ(水のごとく)遊ぶこと。 扁によりそういった意味の違いがあることを初めて知りました。なので今こうして書きながら他の解釈も読んでみました。 「遊」は、あちこち歩いて回る、出かけて遊ぶこと。 「游」は、位置を定めず水上を動き回るように遊ぶこと。 また「游」は、「子供が吹流しの旗のように、自由に川で泳ぐ」という意味もあるようなので、幼少期に使われることが多いのかなと。 人生の一番の基本や方法論、方向性などは、幼少期の「游」にあるという解釈も、とても共感できると思いました。 そういえば、塾講師・林修さんも勉強するなかで余計なことと思われる部分こそが興味深くて、そこにもシッカリと時間を使って知っていくことが、後々効いて来るといった具合のことを、以前のTV番組で言われていました。それを「游学」といっても良いかも!? 作品の用意はひとまず1つとなっていますが、出来れば2つチャレンジしてみたいと思っています。そのぶん額装に費用もかかりますが、いま書いてみたいと思っているものがあるので、思い(発想)があるうちに一気に書いてしまいたいと考えていますtoyoda11