さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

梅、椿、春(筆あそび教室)

今週は、今年最初の筆あそび教室がありました。 描いた絵は「梅」だったのですが、ここまでで止めておけば良かったかなぁとicon47icon10 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉もあるように、梅は切らないと枝が伸びすぎて樹形が乱れ、花が咲かなくなるそうで。そういった枝ぶりも意識しながら描くと良いようでした。 椿も描きました。 先生のお手本で上から垂れるように咲いていたので、きのうは行く先々で椿を改めて観察。確かに、さざんかは直立不動な枝の先に花が咲いている感じなのですが、椿はどちらかというと枝ぶりが色々で頭上からニョキッと花がついているものも多かったです。 右写真は村上真実先生の書いて下さった「る」の文字。筆圧加減で、可愛らしくも見えるのだなぁと。 続いて「春」を二文字。 左の隷書では、トンとおいてスーッと書くのがポイントで、筆の向きも終筆もいつもと違います。 右の緩急をつけたリズミカルな筆使いでは、3つの横線にも変化をつけます。 ちなみに隷書は、起(始)筆も収(終)筆も、ほぼ同じ感じです。 楷書では、やや右上がりに書くのもポイントで、起(始)筆も特徴がありますが、収(終)筆もキレイに終わりますが、隷書では、まっすぐ持っていってスーッと上げるイメージで書きました。 最後は、参加者さん全員のをパチリ。 先生はパッと見ただけで誰が書いたものかがお分かりのようでしたが、私は殆ど分かりませんでした(もっとも私のは誰からも分かりやすい~と言われてしまいそうでしたがicon10 節分の絵も楽しかったです。 花信風(かしんふう)とは、花の咲くのを知らせる風のこと。「信」が「知らせる」の意だそうです。 ただ、いま調べてみたら、初春から初夏にかけて吹く風という意味もありました。 筆あそび教室が始まって1年ちょっとが経過したのですが、この日は初めて絵もよく練習しました。 いつもは文字ばかりで絵は仕上げの紙に一発勝負ばかりなのですが(冒頭の絵も一発勝負)、今回は椿も上手に描いてみたくて、ほぼ初めてだと思います。絵も丁寧に練習してみました。 といっても、なかなか思うようには描けませんでしたが、葉や花の色作りにも時間をかけてやってみたので、また新たな楽しみに出逢えましたicon14 次回は2月下旬。 いつもであれば初旬なのですが今回は下旬なので、何とか雪を回避できたら良いなぁ~icon01