さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

半年ぶりの寄せ植え教室

一昨日は、半年ぶりの寄せ植え教室が、家庭教育学級にて開催されました。

前回の教室で、ちょうど半年ごとぐらいに寄せ植えしたものを入れ替えると良いでしょう~ということでしたので、私も強く要望した寄せ植え教室でした。

今回は、インパチェンス、チャイニーズハット(ハーブの一種)、マリーゴールド、ケイトソウ、アイビー(ヘデラ ヘリックス)、ブルーサルビア(ファリナセア)の6種類を寄せ植えしました。

前回は花を選ぶところからでしたが、今回は鉢に入れてあるものをそのまま使いました。

今回は初めて見る花の中でも特に、チャイニーズハットが気になりました。花弁のようなものが花の外にもユリの花のように出ていました(左写真)。この花弁のようなものの根元に蜜があるらしいです。

 

寄せ植え後に花を全て取ってみたので、分かりにくいですが、チャイニーズハットが一番手前の、背の低い花です。背の高いものから順に植えていくのが基本ということで、最後に植え込みました。

今回も、前回と同じく覚書を列挙します。

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・寄せ植えは、できるだけ背の高いものから順に植えていき、低いものは手前に。

濃い色はできるだけ中心に植える。

・割り箸を使うと根元が傷ついて(皮もはがれて)、枯れたり虫がつきやすくなる。

・「ウォータースペース」をつくって水がたまるようなスペースをつくらない。

・水より濃いものは入れない。だから肥料は入れないでも十分な土を用意。

・赤玉(中玉):腐葉土=7:3  

 この割合であれば、透水性が良くなる→不要な水が出ていく

 赤玉が必要な水を残してくれる=保水性が良い (但し、赤玉は一年で小さくなる!)

腐葉土は、ツーンとこない、値のはる(高価な)ものを選ぶ。

・店頭では「小玉」と書いてあっても、中玉サイズのこともある。

根腐れしない土をつくる(水のやり過ぎで根腐れすることはない。土が悪いので根腐れする)。

プランターに植える時には必ずポットから移す時に土を落とす。そうしないとプランターの土に馴染みにくい(根の張り方が期待通りにいかない可能性がある)。大地に植える場合は、そのままでも自然に馴染んでいくので、土を落とさなくても大丈夫。

・良い土は、抱えてみると分かる。できるだけグッと重い土を選ぶ。

バーミキュライト(キラキラしたもの)が含まれているものは避ける。土に良くないので。

・水やり次第で虫が来なくなる(葉の裏に隠れていることが多いので、葉の裏もシッカリ観察&水をかけてやる)。

・満月前後3日ぐらいに産卵しているので、その時期の天気によって、1ヶ月後の虫の発生(誕生)具合が読める。例えば、今月のスーパームーンの頃に雨が降ったので、7月半ば以降の虫の発生は少ないと予想される。

一年草のほうが色が派手でキレイなので、宿根草(しゅっこんそう)よりもオススメ。

宿根草は、およそ2週間しか咲かない。

・土は使い回さない。

以前は、半分だけ入れ替えるだけでも~と言っていた頃もあるが、それだと根などが残っていることもあり、病気になる可能性がある。なので前回の寄せ植えの土は捨てたほうが良い。

・挿し木は砂にする。腐葉土には挿さない。挿したものについては抜いて(根が生えているか)確認しない。頻繁に観るために抜く人は、多めに挿し木して、「確認用(=育てない)」も用意するようにする。

・植物が最近キラキラして来ていると思ったら、夜のうちに、なめくじが20匹ぐらい来ている可能性あり。キラキラは、なめくじの足跡(路地や大地ではないアパートやマンションでは、まず、なめくじが来ることはないでしょう)。

・なめくじはアルコール度数の高いものとキラキラが大好きなので、暗くなる前にビールやシーチキンの缶にアルコールを入れて鉢の周りなどに置いておくと、一気に死滅させることが出来る。

・アルコール度数が高くても、ジンやウォッカのように炭酸を含んでいないものだと死滅させることが出来ないので炭酸も混ぜる。同様に、ビールも抜け過ぎていたりノンアルコールだと死滅させることが出来ない。

・アブラムシには、高濃度の牛乳をかける。半日~1日おいて水を流す。そうしないと牛乳臭くなってしまうので。

・水は暗い頃に上げるのがベスト。例えば、朝なら10時まで。いつも決まった時間にあげる。夕方でも良い。

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今回も、羽嶋(はじま)松翠園樹木医、羽嶋直美さんに教えて頂きました。

写真は、チャイニーズハットの切る場所についてお話されているところ。

葉のすぐ上で切るのがポイント。茎の途中で切らないことicon01

またインパチェンス(茎が水分をたっぷり含んでいる植物)は、普通の土では根腐れしてしまう可能性が高まるので、特に透水性と保水性に優れた土を用意すること。

前回が冬で、初夏の今とは水やりの時間帯が違うなど、2度目の講習でしたが、今回も興味深い話がいろいろとありましたicon14 今回は過去最高(!?)の22人の参加があったようでした。