ブッシュ・マロン・ドゥ・ノエルと九節板(クジョルパン)
昨日は今年ラストのお菓子教室でした。去年はシュトーレンでしたが、ケーキ希望!と早くからお願いしていたこともあり、今年はノエルのケーキでした♪
そうして私が作ったブッシュ・マロン・ドゥ・ノエルが、こちら。箱にもスッポリ(右写真)。
先生がご用意くださった箱は、私の大好きなホールマーク社製の細長い箱で、これまたテンションが上がりました。かつて、ロワゾブルーのクリスマスケーキでも、このホールマークのがありました。
さてケーキ作り、3時間ですので、ビスキュイ・ルラードにガナッシュを塗るところから始まりました。
と同時に、実際にビスキュイ・ルラードの作り方も先生が見せて下さり、焼いている間に次に進行していきました。ガナッシュの次は、クレーム・マロンをナッペ(塗る)。先生のエプロンと同じストライプ~♪
先生のように6本のクレーム・マロンを引くのがベストなのですが、私は絞り出しが大きかったようで、5本だけ 手前を3cmぐらい開けてから上に引いていくのがポイント。
この後、先生お手製の甘栗を刻んでパラパラッと。
次に、巻き寿司のようにクルクルと巻いていくのですが、撮り忘れた紙の上手い使い方・・・覚えているかなぁ~!? いま書きながら記憶を辿ってみたのですが、やってみないと分からないですねぇ・・・
巻いた後に、クレーム・マロンを塗ったのですが、人によって塗り具合もマチマチ。この上に更にクレーム・シャンティイを塗るので多少のことは大丈夫のようでしたが、私のは左側。塗り過ぎ!?
クレーム・シャンティイを塗った後は飾り付け。
クレーム・シャンティイとは、生クリームに、シュクレーヌ(普通のグラニュー糖の1/6という細かさで溶けやすい最高級の砂糖)とラム酒を加えて7~8分に泡立てたもの。
たて向きに飾り付けをする人が多い中、横向きに飾り付けるひと、5人いろいろでした。
栗の渋皮煮や、メレンゲのキノコ、マーブルのチョコレート板も、先生のお手製 感謝・感激
もともとのレシピ写真は、こちら。飾り付けが違うだけで随分と違った印象になるんですね。渡部先生の教室ではいつもレシピ通りではないところ、なぜこういった分量に変更したかなどのオリジナリティも魅力のひとつです!
さて作る過程を一気にアップしてみましたが、実は、ビスキュイ・ルラードを巻いてアンビバージュ(糖度20°シロップとラム酒を合わせたもの。通常のシロップの糖度は30°)をアンビベして冷蔵庫で休ませている間に昼食の九節板(クジョルパン)の準備をみんなでして食べました。
昨日はアンビベ(シロップをうつ)機会がとても多くて、頻繁に「アンビベ、アンビベ」という声が飛び交っていました 毎回メンバーが違うのですが昨日のメンバーはまた特にノリが良かったです
九節板(クジョルパン)、韓国の宮廷料理なんですね~。NHKの韓国ドラマを観ていたらお馴染みのメニューらしいですが、昨日のメンバーは全員はじめてのようで作りながら、「へぇ~」と感心しきり。
昨日は食後にデコレーションしてそれからノエルの切れ端もまたお皿に入れて紅茶とともに頂きました(右写真)。特別に、2度もテーブルについて談笑できて、とても楽しかったです♪
中華スープも作りました。クジョルパンは、薄力粉、塩、水のみ。直径8cmになるように小さいフライパンで頑張って作りましたが、これがなかなか難しくて上手なママさんにお願いしました~
クジョルパン、ついつい具材を入れ過ぎて巻けないこともしばしば 美味しくていくらでも食べられそうでした。薄味の具材の中で、お肉と椎茸の甘辛い味がアクセントになっていました♪
帰宅してから息子たちに見せると、想像していた以上に大喜び。しかもいつもは苦手なクリームが逆に、こちらのは彼らの好みだったようで、よく食べていました。
フランス製のサバトンマロンペースト、お高いらしいですが、それとクレーム・シャンティイの組み合わせが美味しかったと長男が言っていました。
切り口はこんな感じですが、とーってもしっとりしていて本当に美味しかったです!
今年は久しぶりにほぼ全ての渡部先生のお菓子教室に参加できて、とても有難かったです。来年もまた出来るだけ参加できたらと思っています。
で、今年のクリスマスは何を作るのかは、ただいま考え中です~