さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

十数年ぶりの就職ガイダンス

昨日は朝9時から、初めて県立大学の立派な講堂にお邪魔して来ました。 二部構成で、私が講演するのは第二部でしたが、もともと日常で接点がない方の興味軸や半生などを生で聴くのが大好きなので、第一部の方々と同じ時間に会場入りしてみました。 すると開始30分前なのに、すでに1/3も席が埋まっていてビックリ~face08 テンション上がりましたicon14 まず第一部では、26~35歳の3人の方が20分ずつ講演されて、その後すぐに質疑応答。 事前に文面も用意していなかったので、聞きながら組み立てていきました。 これまでも母校で一人で2時間ぐらい話すことは何度かあったものの、今回のように5人の方々とともに、20分という短時間に就職活動について話したのは初めてでした。なので、他の方々との内容のバランスも重要かなと思い、あえて文面は準備していきませんでした。 とはいえ、事前に自分に求められている(話の)引き出しは確認してあったので、骨格はある程度、決めていました。 こういったことは、日頃やっているスリング講習会にも似ていたかもと、終わってから、気付きました。 毎回、どういったバックボーンのママさんが何を目的に、何をキッカケに参加くださっているかを講習会が始まってから知ることが殆どですから。ただ事前に分かっていると随分と気持ちの上で違うので、書いて来て下さる方があると、とても有り難いですface05 そういった意味で、昨日は受付のところにも行って、学生さんの学年比率だけは教えて頂きました。 これまた驚いたことに1年生の比率が多かったので、急遽、私が大学1年生の頃から意識してやっていたことなども話すことにしました。 そうして自分の番が回って来ると、案の定、頭の中は真っ白toyoda09 言い忘れたこと、補足が必要だったかもと思うフレーズもいくつかありましたが、ひとまず19分ジャストで終えました。 ベビースリングの説明もして下さいと言われていたので、ラスト5分で、赤ちゃん人形とベビースリングを使ってご紹介しました。これも有り難~い機会でした。そもそもスリング講習会を開催しようと思ったキッカケのひとつに、スリングの認知度を上げたいというのもありましたので。 第二部は、私から始まりまして、大阪からいらしていたベネッセコーポレーションの方、そしてラストがあさひ製菓の坪野社長さんでした。順次講演した後に、3人が一緒に壇上に上がり、質疑応答がありました。 このとき既に正午を過ぎていましたので、学生の皆さんも空腹状態だったと思われます。前半より更に質問が少なかったですね~。思わず、2つ隣の坪野社長に私から質問をしてみたいと思ったほどでしたicon47 そういえば講演の中で、シュクルバン平川店が同じ山口市内に移転する予定があるという話もなさっていたので、講演後に移転先についても伺ってみたところ、あぁ~よく通る場所だ~ってことで、帰り道にその場所を見てみました。確かに広い空き地がありました。移転後が楽しみです! 坪野社長さん、とても気さくで楽しい方でした。何より年齢よりもお若く見えてビックリしました。また社内に明るい方が多いという話もお聞きしながら、よく行く黒川のシュシュを思い浮かべました。 たまたまかもしれませんが、明るく気の利く店員さんが印象的です。 昨日の講演の中では言い忘れましたが、松下幸之助さんがかつて「企業は人なり」と言われていますが、私は「ひとは企業なり」と思っています。 たまたま出くわした人で判断するのはどうかと思う方もあるやもしれませんが、そんなに外れていないと思っています。 もし仮に、その頃たまたま社内がバタついていた、当たった人が悪かったということもあるかもしれませんが、それもまた運かなと。私自身、新卒で電話した時の対応があまりにも悪かったので、受けるのを止めた会社がありました。 ですが、偶然にもその3年後に福岡にて、その会社に転職しました。ご縁があったようです。 そして今回の講演依頼も、その時の会社と関連しています。思いがけず数年ぶりにお電話を頂きました。その時には、こういった展開になろうとは想像もしていませんでしたが、就職活動に関することは今でも鮮明によく覚えているのでスグにお受けしました。 この度の貴重な機会をくださった、県立大学キャリアサポートセンターの所長にも感謝・感謝です。 ガイダンスが終わってから控室まで訪ねて来られた学生さんもおられましたが、十分にお話することが出来ず申し訳なかったです。と同時に、もっと現場の声を聞ける機会が学生さんたちにもあればと思いました。 というのも、私が会社勤めをしていたのは、大阪、東京、福岡であり、山口県については専業主婦の目線からしか分からないですから・・・。 ところで、就職ガイダンスに伺った同日の深夜近くに日テレで放送されていた「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」にて、クリエイティブディレクター箭内(やない)道彦さんが、私が一番、言いたかったことを上手く一言でおっしゃっていました。 「なりたい職業よりもやりたいこと」 なりたい職業といっても、例えば『ひとを笑顔にしたいから』という動機であれば、その職業でなくとも他の選択肢もいろいろとあるということ。 自分で職業選択を狭めるのではなく、自分のキーとなる判断基準(働きたいと思える初期衝動であったり、モチベーション)が何であるのかを一度、掘り下げて考えてみることというのはとても重要な自己分析だと思います。 さすがCMプランナーさん!昨日、質問に来られた学生さんにも「シンプルに一言で~」とアドバイスしたところですが、またこういった機会があれば、私自身、もっとシンプルに伝えることが出来ればと思いましたhutaba