さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

横抱き中心のスリング講習会

今朝はイオンタウンでスリング講習会でした。

ここのところ低月齢のお子さんや妊婦さんのご参加が続いておりまして、今日もまた2ヶ月のお子さん連れの方が2組、それから夏にご出産予定の妊婦さんもおられました。

その3組のうち2組の方が初参加で、しかも自らそれとなく出産後にお手持ちのスリングで試してみられたこともあったようで、講習会の間、終始、目からうろこな反応がございまして、(言い訳ですが・・・)気が付けば、ほとんど写真を撮る隙がありませんでしたicon10

流れとしては、まずは小柄とおっしゃる2ヶ月のお子さんもいらしたので、新生児だっこからスタートして、その後、頭の位置をリングのない側にした横抱きを。それからスリング内授乳を横抱きでも、たて抱きでもやってみられていました。

初めてのスリングということで、ママさんばかりでなく赤ちゃんもドキドキだったと思うのですが、お二方とも一気にスリング内授乳まで上手にやっていらっしゃいましたicon12

今日のお二方は初参加でうまくやっておられましたが、稀なことかと。多くの場合、2回目のご参加までに自宅でスリング内授乳に再挑戦してみて、2回目のときに微調整などをお伝えしています。

さて今日は、参加者さん全員が異なるスリングメーカーさんのをお持ちになっていらしたので、それぞれのスリングの特徴などについてもお話しました。

まず、NOJO(ノジョ)という、ウイリアムシアーズ博士(アメリカの小児科医)夫妻が考案したというスリング。こちらは、バディバディなどのように引いてはいけない部分まで引くことが出来ず(綿がぎっちり入っているので)、テールを十分に引いても、まだまだママさんまでの距離があり、日本人にとっては密着度がなかなか得にくいスリングだったりします。

また、ババスリングもオーストラリア製で、十分に引き切った状態で使えば、密着して使うことが出来ますが、NOJOと同じく、基本的には欧米人に適したサイズが多いのかなと・・・。

そういったご説明をしながら早速、テールを十分に引いた状態で赤ちゃんを入れてみてもらいました。

 

最初、赤ちゃんを入れていない時の様子は、まるで襷(たすき)を肩から掛けているような感じでしたが、それでも赤ちゃんを入れると、まだ少しママさんの体と赤ちゃんの間に余裕がありました。

ただ、当初お使いになっていた頃よりは密着していたので、驚かれていましたが、本来、スリングは、手で抱いているのと同じように、密着して抱けてこそ両手も離せるわけで、手の補助が必要なスリングでは、本来の機能が不十分だと思います。

そういえば今日は、これまでに両手に及ぶほど講習会にご参加くださっているリピーターさんからも「初めて聞けた話も含めて参考になる話がありました」というご感想を頂きましたhutaba

毎回ほぼ同じような内容にしていますが、厳密には、話す内容も指導する際の表現も、その日ご参加くださっている方々のご要望や反応によって変えています。なので全く同じという講習会はないかもしれないですね~icon10

今日もまた直前に、「喉に痛みがあるので(風邪かもしれないので)念のため」ということでキャンセルが1組あったのですが、その方がもしいらしていたら、1歳過ぎで、夏用の使い方も教わりたいというリクエストもありましたので、また違った展開になっていたと思われますが、今日は珍しく、横抱き中心の講習会となりましたicon14

通常、たて抱きさえマスターすればOKだろうと思われている方もおられますが、実は、横抱きも使えると何かと便利です♪

ご参加いただきました3組の皆様、ありがとうございました~face02

次回は、15日(金)のランチ付きスリング講習会 in 空間茶天です。