スリング内授乳もラクラクのスリング講習会
今朝は、今月ラストのスリング講習会をもっくの森でありました。
ご参加くださったママさんの殆どが初参加でしたので、ほぼ全員で、同じように進行して行きました。
そして今日もまた珍しいスリングメーカーをお持ちのママさんもおられました。
例えば、クォータ-リポートというテキスタイル(布)メーカーさんが作られたスリングが、こちら。
7ヶ月のお子さんをたて抱きしてみられたところです。前回の参加時は、まだ妊婦さんでした。
裏地がないので、テールを引く場所も見つけやすく、テールも引き切ることが出来るタイプでした。
(スリングによっては、十分に引き切ることが出来ないスリングもあります。)
「ここまでやっていいんですか~」と驚かれていましたが、十分に密着させることが出来てこそ手の補助が不要となり、スリング本来の機能である「抱っこの補助」が出来るのです。
しばらくするとグッスリ眠りに入ったようでしたので、「前回のお話は覚えてますか?」とお聞きしましたら、昨年8月11日の講習会以来でしたが、私の言葉を全て覚えていらしてて、これには私もビックリ&感激しました。そしてやってみられたところ、見事、置いた後もしばらくの間よく寝ていました
「いつもはスグに起きるんですよ」と、ママさん、とても嬉しそうでした。
浅い眠りであったり、お子さんによっては人肌の温もりから離れるだけで目が覚めるということもあるので、必ず成功できるというものでもありませんが(・・・うちの長男も、かつてそうでした。何もどう置いてもスグに目が覚めていました なので、スリングは欠かせませんでした)、これからも、ご活用いただけたらと思います♪
次に、これまで見て来た中で一番よく出来ていたと思われる、ハンドメイドのスリング、驚くほど、グーグースリングのかつてのチャコールグレーの生地そっくりで、スリングのつくりもとてもよく似ていました(どちらで購入されたのかは不明とのこと)。7ヶ月のお子さんをたて抱きなさっているところ。
初めてのスリングだったそうですが、カンガルー抱っこ(右写真)でもずーっと大人しく入っていました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、カンガルー抱っこで、ここまでペッタンコなのは久しぶりでした。相当、股関節が柔軟でなければ、ここまでペッタンコにはならないと思います。通常、半年以上のお子さんをカンガルー抱っこした場合は、折り曲げた足の分だけ前に突き出します。
こちらは、2ヶ月になりたてのお子さんと、7ヶ月のお子さんのカンガルー抱っこ。
1~3ヶ月未満のお子さんで首がすわっていないようなお子さんでも、周囲への関心が強いお子さんだと、この抱き方も出来ますが、長時間は避けたほうが良いかもしれませんね。
また7ヶ月のお子さんだと、まだ布で顔が隠れたりするので、1~2回、布を折り返してあげると良いでしょう。右写真は、1回、布を折り返したところです。
折り返した時の注意点としては、テールを引いたり緩めたりする時には必ず、折り返しておいた布を元に戻してからにして下さい。そうしないと、布を巻き込んでいってしまい、次に使おうとした時に、テールが引きにくくなるかもしれませんので。
続きまして、こちらは、7ヶ月のお子さんをたて抱きしてみられたところです。
初めてのスリング、興味はあるようでしたが、はじめのうちは遊びたいのか何度もスリングの中で反り返ったり、スリングに入れる際にも足をつっぱったりとありました。なので、その時の対処法もお伝えしました。月齢を問わず、そういった波(時期)が、何度かやって来るお子さんもあります。
その時は、スリングが嫌いになったかも・・・とは思わずに、どうぞ、気軽に講習会にご参加してみられるなど、ご相談ください。意思表示のひとつだったりすることが多いので、いろいろと試してみてもらえたらと思います
ちなみに、右写真は、左写真の様子を見せた直後のものです。
反り返らずにしみようって思ってくれたようで、パチリ
さて、今日も妊婦さんがいらしのたので、2ヶ月の赤ちゃんをお借りして、新生児だっこの練習も。
いま妊娠9ヶ月だそうです。新生児だっこでは、お子さんの顔は、ママさんの胸側に向くか、もしくは上を向いてママさんと目が合うように入れるのが理想的です。寝入ってしまうと、クローバー刺繍よりも頭が沈む場合もあり、顔の向きも色々になるとは思いますが。
最後になりましたが、タイトルにも書きましたように、今日は偶然にもスリング内授乳をラクラクとお三方が同じようなタイミングで、たて抱きのまま試しておられましたので、同時に、パチリ。
右写真もまた授乳中ですが、左写真のように、たて抱き&左胸ではなく、新生児だっこ&右胸の場合です。右肩にパットの場合、右胸は、横抱きにして飲ませることとなります。
たまたまお三方とも左手を添えておられますが、初めてのスリング内授乳、両手を放しても出来るということに、ちょっと感激されているようでした
しかも周りからも見えないですから、いつでも赤ちゃんが望むままに上げることが出来ます。
そのためのママさんの服装もポイントとなります。かといって、わざわざ市販の授乳用の服や下着を購入する必要はありません。それよりもオシャレだったりリーズナブルな方法があるので、それらも講習会ではお知らせしたり、お見せしたりしています。
今日も持参していましたが、いつも以上に皆さんが上手にスリング内授乳をしておられたので、うっかり見せ忘れてしまいましたが(ゴメンなさい)、いつも実演で私も見せられるように、授乳しやすい服装で講習会に行っています。
具体的には、深いV字の服やブラウス、カーディガン、カシュクールなどが大活躍します
ところで今日もまた初対面同士のママさんが多かったのですが、参加者さんの半数の3人が福岡のご出身であったり、7ヶ月のお子さんが3人もいらしたり、カーキ色のグーグースリングのユーザーさんが珍しく3人もいらしたりと、共通点がちょこちょこありました
そうそ、今日の講習会でもまたテレビで初めて知ってご参加くださった方が複数おられました。しかも問い合わせ先を控えておられなかった方は、ネットで検索し尽くしてようやく見つけることが出来ました~とのことで、本当に有り難かったです さくともを見つけて頂きまして、ありがとうございました
本日ご参加いただきました6組の皆様、ありがとうございました~