さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

あじろ

先日のブログの続きで、萩巡りのときのことです。 この日は、前回の時に気になった「事事(コトコト)」さんにランチに行く気マンマンでしたが、到着してみると、コトコトさんは勿論のこと、殆どのお店が閉まっていました。 そこで立ち寄った彩陶庵(さいとうあん)さんにオススメをお尋ねしてみたところ、彩陶庵(さいとうあん)さんから徒歩4分ぐらいの所にある「あじろ」さんの名前が出て来ました。 実は、この日はどこかで「あじろ」さんの文字を見かけて密かに気になっていました。なので、ちょっとご縁を感じまして、どんなお店なのか&場所も聞かずじまいで、直感のままに向かいましたicon16 それでも運良く到着できて、友人と選んだランチは、天ぷら御膳(2,100円)でした。 あまり待たされることなく最初に運ばれて来たのが、こちら。 お酢加減も良かったですが、ヒラメがとても美味しく、美しく薄切りされたキュウリにも釘付けでしたface08 この後の、イカとゆりねの入った梅肉和えも新鮮でしたicon12 甘いゆりねは初めてでした。 食後に大将にお聞きしましたら、こちらの梅は紀州の美味しいのが使ってあるとのことでした~face05 それから、メインの天麩羅。 お味噌汁は薄味で、中に入っているアサリが大きかったです。 こちらは茶碗蒸し。中には銀杏ではなく、軽く甘露煮された、ゆりねが入っていました。   店員さんから言われた通り、あんとよく混ぜて頂きました。私のは蓋にだけ縞模様が入っていました。 最後はデザートの葛餅。ガラス器も、素敵でしたicon12 トロリとして美味しい葛餅でしたので、できれば、もう少し大きい木のスプーンが良かったような・・・。 この日は雪が散らついていたこともあり、お客さんは私たちだけでした。   中庭の雪も遠目に眺めながら、時折、友人とは大笑いしながらの楽しいひとときでした。 私たちのすぐ脇は、雪見障子・・・テーブル席にぴったりの高さで、正確には、雪見窓でした。 雪が積もってもらっては帰路が困るという思いとは裏腹に、この風景に雪が軽く積もった様子を想像するだけでも風情がありました。 ランチ・メニューは、こちら。 この日は意外と歩きまくっていましたので、お腹ペコペコの私たちにはちょうど良い量でした。 贅沢をいえば、食後に、美味しい珈琲なども付いていたら、もっと嬉しかったな~と♪ ただ、食後の珈琲がなかったからこそ、食後に大将と少し歓談できる時間が持てて、ラッキーでした。 (珈琲を飲んでいたなら急ぎ、お店を後にして美術館までまた歩いて戻っていたことでしょう・・・icon04  「器もステキでしたね」と申し上げたところ、「夜の懐石はもっとイイのを出してるよー」と気さくな大将、わざわざカウンター席の一室に通して下さり、漆の器なども見せて下さいました。 食後に大将と一緒に出て来てくれたのが、カワイイお孫さんでした。   お孫さんを抱っこしているのは、友人。人見知りのお孫さんらしいのですが、自ら抱かれたいと意思表示して来てくれて、お店の方々も驚いていらっしゃいました。ママさんに似ていたのかな? お店の前には、4台分の駐車場もありました。道を挟んだ向かいにも数台分あるようでした。  あじろ」さんの並びにあったのが「畔亭(ほとりてい)」さんでしたが、そちらはお休みのようでした。 この後は萩の田町商店街へ移動して、tazz.(タズ)さんにも立ち寄りました。