さくともの、のたりのたり日記

ベビースリングを広めるのが目的で始めたブログですが食べ歩きや雑貨屋めぐり~ウチ食・うち呑みなどの備忘録に移行中。

ランチタイム・ドイツワイン会

昨日は、ワイン会を、防府駅から徒歩5分の所にある、天然石のお店「Brilliance(ブリリアンス)」さんで初めて開催しました。 1ヶ月ぐらい前からお願いして、特別にお借りしました。そうして、ワイングラス、ドイツワイン、イタリア料理(トラットリア・ポンテさん)、それから年末から惚れ込んでいる、ドリアンさん(広島)のパンたちを持ち込みました。 で、まずは全体写真から~と思ったのですが、主催者でありながら参加者さんたちと同じように本気(マジ)飲みしていましたので、引きの写真がゼロicon10 全て着席したまま撮った写真ばかりです。 また主催者とは名ばかりで(人と場所を求めただけで)、ワインについては全て、オーバーヴィーゼさんがご用意くださいました。そうです、山口市の一の坂川そばのご自宅から、ワインをはじめ、お皿、珈琲メーカー、オーブントースターなどもお持ち下さいました。 アートふる山口に、初回からずーっと携わっておられるというだけあって、初めての出張ワイン会でも、テーブルクロスからお皿や氷まで、ササッとご準備くださいましたicon12 まず一本目の乾杯用のワインは、リースリング ゼクト ディヒタートラウム2006 (白)。   グラスに注いだ後も、ずーっと小さい泡が立ち上っていましたface08 これは、このワイン専用のグラスだからだそうです(右写真では泡よりも、SMW社のマークにピントを合わせたつもりが、それも見えづらいですね~っicon11 どうも私の場合、飲みながらだと、そのまま心情が出てしまうようです)。 こちらのグラスについては(いま見つけたのですが)、それっcha! ブロガー・たつにーさんの「天然パーマな毎日」に詳しく書かれています(←こちらのリンク先、読み込みに少々、時間がかかるかも!?)。 たつにーさんも2年前ぐらい(←まだ私がブログをやっていなかった頃)に、オーバーヴィーゼさんのワイン試飲会にご参加されて、こちらのグラスをご購入されているようです。 勿論、グラスばかりでなく、スパークリングワイン「ゼクト(Sekt)」だからというのもあります。 ゼクト(Sekt)とは、ドイツのスパークリングワインのこと。実際には、シャンパンと同じ製法らしいのですが、シャンパンはシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインのことだけを指すので、ドイツのスパークリング(発泡性)ワインの場合は別名となるのだとか。 細かくは(高級順に並べると)、ドイッチャー・ゼクト・ベーアー、ドイッチャー・ゼクト、クヴァリテーツシャウムヴァイン / ゼクト、シャウムヴァインとなり、最後のシャウムヴァインだけはゼクトとは呼ばないようです。 ちなみに、イタリアのスパークリングワインは、プロセッコやスプマンテ(ほぼシャルマー方式)。 スペインは、カヴァ(←本格的シャンパーニュ方式)やエスプモーソ。 ここまで書き終えてから見つけました。 → 発泡性ワインの違い一覧 話がそれましたが、乾杯で頂いたリースリング ゼクトの詳しいご説明も、とても興味深かったです! 瓶の底面にある白い線。それは、一本ずつ定期的に手作業で回して発酵させていくときの目印(スタートライン)だそうです。 こちらの絵は、詩人ゲーテが平和を祈願して描いたもの。そしてラベルの上のシルエットもゲーテ こちらのワインは、第二次世界大戦後(ゲーテの望んだ平和が訪れ)、ゲーテ生誕200年を記念して、SMW社(ワイン醸造所)が「Dichtertraum:詩人の夢」という名前で販売したという高級ゼクト(2,800円)。ネット上で探してみると、3,800円で販売されているのもありました~face06 この後は、リヴァーナー クラシック2010で、これまた飲み味スッキリの白で、ドイツワインのそれまでのイメージが変わりました。何となく、カッツなど、お値段を出してもピンと来ない味だな~(失礼っ)、甘いのが多いなぁ~というのが、これまでの印象。 そして最後の1本が、シュペートブルグンダー 2008 トロッケンの赤ワイン。 シュペートブルグンダーとは、ブドウの品種名。 フランス語だと、ピノ・ノワール(Pinot Noir)、イタリア語では、 ピノ・ネロ(Pinot Nero)。 ご覧の通りのライトボディでしたが、比較的こっくりしていて美味しい辛口で、これまた驚きでした。ちょっと写真では見えにくいかもしれませんが酒石(しゅせき)が沢山あり、キラキラしていました。 酒石(しゅせき;tartar)という言葉、昨日はじめて耳にしたのですが、「ワインのダイアモンド」とも呼ばれ、良いワインほど、この酒石が多くみられうそうです。これまでオリだと思っていました~icon10 その主成分は、カリウム塩(酒石酸水素カリウム)。つまり、酒石(ワインストーン)のみられるものは、ミネラル分に富んでいるワインともいえそうですね。 ところでドリアンさんのパン、撮ることをすっかり忘れていまして、唯一の一枚が、こちら。 こちらのブルーチーズディップは、オーリィさんのブログで拝見して一目惚れしたもの。 周南市FLOS(フロス)で買って来てもらいました。788円。 オードブルは、トラットリア ポンテさんにお願いしました。ピザ付きで、3,500円~(デリバリーなし)。 いずれもワインにぴったりのお料理で、大満足でした。特に私はディル(ハーブ)が添えられた魚介類とキノコが気に入りました♪ また美味しいテナガエビも久しぶりに食べましたface05 そうそ、ワイン会でしたが、食事中には、例の田村陽至(ようし)さんの新聞記事も皆さんで回覧してもらいました。ドリアンさんのパンの美味しさに、この田村さんのコラムをエッセンスとして加えないと、何だかね~みたいなicon47 実は、前日の萩でも(この日の夕方にパンが到着予定でしたので)、ドリアンさんのことばかり口にしていました。彩陶庵さんに伺ったのは2度目でしたが、ワインもハード系のパンもお好きということで、その場でネット検索してドリアンさんのHPを見つけて下さり、一緒に盛り上がって下さいましたicon14 これまた話がそれましたが、今回の初めての出張ワイン会、参加者さんは次の通り。 ヨーガ講師のオーリィさん、陶芸家の間鍋竹士さん、金属作家(鉄アーティスト)の松村憲治さん、ほうふ日報の記者さん、Brilliance(ブリリアンス)さん、オーバーヴィーゼさん、そして私の7人でした。ほぼ初対面に近い面々でしたが、実は、松村さんは、実弟の同級生でした。 ご本人に言われるまで気が付かなかったのですが、そういえば、小学1,2年生の頃に同じクラスだった松村ケンジ・ケンゴの双子くんと弟は、よく一緒に遊んでいました。私も何度か会ったことがありましたが、そのまま大人になっている感じで、あの頃とあまり変わらぬ雰囲気でした。 もう少し補足しますと、松村さんといえば、第三回やまぐち新進アーティスト大賞を受賞し、昨年12月中旬に、KO SILVER(ケイオーシルバー)さんと2人で山口・井筒屋にて、「環(まわる)展」を開催された方です。 あの時のパンフレットに掲載されているお写真を見ても、ぜんぜん気が付きませんでしたface07 笑顔を見て初めて気が付いたといいましょうか・・・。ちなみに今回は同級生の間鍋さんが松村さんを誘って来て下さいました。で、気が付けば、松村さん以外の方のお写真を撮り忘れていましたicon15 いいんです。昨日から、山口市なごみスタイルでスタートしている間鍋さんの個展に行って、そちらで撮って来ようと思いますicon14 間鍋さん、本日と明日が在廊日のようです。お近くの方は、是非! それにしても昨日は想像していた以上に皆さんがお酒が強くて(誰も顔を赤らめることもあく)、さながらワイン勉強会のごとく色々な質問がオーバーヴィーゼさんに向けられて、あ~ドイツ地図でも用意すれば良かったかなと思ったほどでした。 オーバーヴィーゼさんもさすが、ご自分で直輸入されているだけあって(扱っていらっしゃるワインの全てのラベルには、オーバーヴィーゼさんのお名前が入っていました)、とても丁寧に詳しくお話いただけました。 ワインばかりでなく、ネットの話やそれぞれの経歴についても少しお聞きすることが出来、とても興味深いひとときでしたicon12 そうして気が付けば、予定時間を大幅にオーバーしてしまっていて、お借りしたブリリアンスさんには本当に申し訳なかったですicon11 4時間にも及ぶワイン会となりましたicon01 お食事やワインの後には、美味しいデロンギ製の珈琲メーカーで入れたコーヒーも頂きました。 きのう私が家から持参したのは、これらデミカップ7個とパン切りのセットやパン、それから延長コードだけでした。 オーバーヴィーゼさん、それからブリリアンスさん、昨日は本当に色々とお世話になりました~face02 美味しいひとときを平日の昼間にした理由・・・それは、子どもたちが大きくなるまでは夜の外出を全て控えているからなのですが、こんな私の思いつきにお付き合い下さった皆様に、感謝・感激でした。 (ご参加くださった方の中には、「昼間のワインほど美味しいものはないですよね~」という声もあり、いや~それもまた、ごもっとも♪ と共感しましたtoyoda06